...なかなか隅に置けない...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...君も中々隅に置けないね」紋三はいきなり赤くなってしまった...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...あれで中々隅に置けないんですよ」「さうかね?」かう言つた私には...
田山録弥 「アカシヤの花」
...なか/\隅に置けない神樣であります...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...なか/\さういふことに對して隅に置けない皮肉屋でありまして...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...隅に置けないところがあるとおかしがり...
中里介山 「大菩薩峠」
...徹男さんも隅に置けないひとねえ‥‥」二人は安樂椅子の話にも飽いて來ると...
林芙美子 「或る女」
...隅におけないわ」「隅に置けないって...
久生十蘭 「あなたも私も」
...紋ちやんもこれでなかなか隅に置けないぞ...
北條民雄 「青い焔」
...君は隅に置けない伊達者だわい...
牧野信一 「山彦の街」
...色気だけは隅に置けないんですよ...
三好十郎 「好日」
...幹事の白鷹君の隅に置けない手腕のほども窺われる...
夢野久作 「少女地獄」
...隅に置けないわい!』そう言って...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「真珠の首飾り」
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