...彼らはあてこすりのように暗い隅っこを離れなかった...
有島武郎 「親子」
...私が今一度に感じた複雑な感じのほんの隅っこの切れっぱしにすぎないとしか思えないような...
伊藤野枝 「転機」
...隅っこの方へあとずさりをして行った...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
......
高木貞治 「回顧と展望」
...私は一番遠い隅っこへ火鉢を持っていって...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...彼女に連れられて隅っこの卓子に坐るまで殆んど無意識だった...
豊島与志雄 「黒点」
...片野さんは隅っこの卓子に腰を下した...
豊島与志雄 「潮風」
...室の隅っこの小さな卓子に就いて...
豊島与志雄 「反抗」
...娘は室の隅っこにぴたりと坐って...
豊島与志雄 「ヘヤーピン一本」
...それとなくドコかのお寺の墓場の隅っこへでも穴を掘って...
中里介山 「大菩薩峠」
...隅っこに夜具が積まれ...
中島敦 「プウルの傍で」
...隅っこの方へ神妙に差し控えました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三畳の隅っこに、蜜柑箱(みかんばこ)が一つ、行灯(あんどん)が一つ、蜜柑箱は机の代りになるらしく、その上に硯箱(すずりばこ)が置いてあって、箱の中には、手習をした塵紙(ちりがみ)が二十枚ばかり重ねてあります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...隅っこの暗いところへ...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...見ると……筋むこうの隅っこに押し込められて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...友達にトタン塀の隅っこへおしつけられた二年生ぐらいの男の子がベソをかいて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...広い台所の板敷の隅っこで...
吉川英治 「新書太閤記」
...こんな廊下の隅っこへ俺とべたつきに出てくるよか...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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