例文・使い方一覧でみる「隅」の意味


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...これは、後(あと)で聞いたのでございますが、死骸(しがい)は、鼻から血を少し出して、頭から砂金を浴びせられたまま、薄暗いの方に、仰向(あおむ)けになって、臥(ね)ていたそうでございます...   これは、後で聞いたのでございますが、死骸は、鼻から血を少し出して、頭から砂金を浴びせられたまま、薄暗い隅の方に、仰向けになって、臥ていたそうでございますの読み方
芥川龍之介 「運」

...子供心に死んだ金魚を庭の一に埋めて小さな石のお墓をたてて母にその仕末を報告した...   子供心に死んだ金魚を庭の一隅に埋めて小さな石のお墓をたてて母にその仕末を報告したの読み方
上村松園 「棲霞軒雑記」

...大先生のお話なの...   大隅先生のお話なのの読み方
海野十三 「地球盗難」

...重ねてまた大君の無感動の態度を非難した...   重ねてまた大隅君の無感動の態度を非難したの読み方
太宰治 「佳日」

...部屋のがはっきりわかって...   部屋の隅がはっきりわかっての読み方
太宰治 「虚構の春」

...間道や谷間の々までも土を掘り返し岩を揺り起して捜索したのでは...   間道や谷間の隅々までも土を掘り返し岩を揺り起して捜索したのではの読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...それでも今なお世間の一には...   それでも今なお世間の一隅にはの読み方
津田左右吉 「陳言套語」

...彼は室の(すみ)にすわった...   彼は室の隅にすわったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...休課の時間にもわたくしは一人運動場の片で丁度その頃覚え初めた漢詩や俳句を考えてばかりいるようになった...   休課の時間にもわたくしは一人運動場の片隅で丁度その頃覚え初めた漢詩や俳句を考えてばかりいるようになったの読み方
永井荷風 「十六、七のころ」

...室の(すみ)の廊下口の真正面へ来て着座した...   室の隅の廊下口の真正面へ来て着座したの読み方
夏目漱石 「門」

...上海租界の茶亭の一で...   上海租界の茶亭の一隅での読み方
服部之総 「撥陵遠征隊」

...自分達の逃げた田公園の邊には澤山の死人も出したりしてゐたから...   自分達の逃げた隅田公園の邊には澤山の死人も出したりしてゐたからの読み方
林芙美子 「なぐさめ」

...たちまちながら今度は四に取りかかった...   たちまちながら今度は四隅に取りかかったの読み方
正岡容 「圓太郎馬車」

...乞食して軒の下に寐るとも折檻せられて庭のに夜を明したるを思へば物の數ならず...   乞食して軒の下に寐るとも折檻せられて庭の隅に夜を明したるを思へば物の數ならずの読み方
正岡子規 「花枕」

...台所のの腰かけに...   台所の隅の腰かけにの読み方
「赤い貨車」

...この一に秋立つ日楓の幹を蟻が上る 急げ急げ 夕立がくる鳴神(なるかみ)は隈取りをして灰色の兩手を擴げて ――軒端を蜂が飛んでゐる...   この一隅に秋立つ日楓の幹を蟻が上る 急げ急げ 夕立がくる鳴神は隈取りをして灰色の兩手を擴げて ――軒端を蜂が飛んでゐるの読み方
三好達治 「立秋」

...ちょうどもう一つの片をわたしの心の中にとってあるように...   ちょうどもう一つの片隅をわたしの心の中にとってあるようにの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...船の一、潮除(しおよ)けの蔀(しとみ)の蔭に、苫(とま)をかぶっていたふたりの客が、ムクムクと身を起こしてあたりの旅客の様子を眺めた...   船の一隅、潮除けの蔀の蔭に、苫をかぶっていたふたりの客が、ムクムクと身を起こしてあたりの旅客の様子を眺めたの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「隅」の読みかた

「隅」の書き方・書き順

いろんなフォントで「隅」

「隅」の英語の意味

「隅なんとか」といえば?   「なんとか隅」の一覧  


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