...今は貧弱な片隅か...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...部屋(へや)の隅(すみ)の長椅子(ながいす)へつれていきました...
芥川龍之介 「河童」
...大隅学士は人類の大恩人として...
海野十三 「地球盗難」
...死体から遠く離れた隅の方に...
江戸川乱歩 「悪霊」
...引き出しの隅(すみ)...
太宰治 「虚構の春」
...茶店の一隅に腰をおろしゆつくりお茶を飲むのである...
太宰治 「富嶽百景」
...大がい痩(や)せこけたステイム・パイプが部屋の片隅に威張ってるだけだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...室の隅に書棚、そこにはウオルヅウオルス、カアライル、エマソン、トルストイなどが一面に並んで、たしかゲエテの小さな石膏像が置いてあつた...
田山花袋 「丘の上の家」
...隅田川(すみだがわ)にも納涼大会があり...
徳田秋声 「縮図」
...秀子は室の隅の小さな布団に...
豊島与志雄 「理想の女」
...文学も今やその群の一隅にみずからを見いだす...
中井正一 「探偵小説の芸術性」
...あとの隅(すみ)を克明(こくめい)に松脂(まつやに)で押える...
中里介山 「大菩薩峠」
...微に妾にだけ聞える程度の呟きでしたから……」一座はざわめきたつてゐたから隅の方で昏倒した樽野の存在などは彼女より他に誰にも知られなかつた...
牧野信一 「円卓子での話」
...田舎の隅々に分散して居住する時代になった...
柳田国男 「雪国の春」
...盤面の一隅を指さして云った...
山本周五郎 「季節のない街」
...「おお」と云つて片隅へ他(た)の女客(をんなきやく)と一緒に避ける間(ま)もなく発射せられた一発は窓硝子(がらす)を裂(さ)いて外(そと)へ逸(そ)れて仕舞(しま)つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...尼さんがたは、隅につつましく、ごもっともな、いぶかり顔をしている...
吉川英治 「随筆 新平家」
...薪小屋の隅で、跫音(あしおと)の聞えるたび、びくびくしているよりは、いっそ、こうしている方が安全だぞ」「なるほど、それもかえって妙だな」彼の理窟とは思いながら、武蔵も同意して、その日から、共に母屋へ移った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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