...その間の天地萬物の生々的威力は陽根の氣に基(もと)ゐするといふ思想が一貫してゐるらしい...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...天地萬物の生々的威力は陽根(やうこん)の氣に基(もと)ゐすると云ふ思想を得た...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...陽根本位論も心熱を刹那主義的に追行(つゐかう)しさへすれば...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...陽根の氣(發音、キ)が發音上轉じて身のミ、神のミ、君のミにもなつてゐるなど云ふ、徒らにわが國語の語源的説明に拘泥してしまつた弱點はある...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...初めてかの「氣象考」の陽根(やうこん)中心説をも紹介した...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その百合の花非常に白きを嫉んでヴェヌス女神海波の白沫より出現し極浄無垢の花の真中に驢(うさぎうま)の陽根(いちもつ)そのままな雌蕊(めしべ)一本真木柱太しく生(はや)した...
南方熊楠 「十二支考」
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