...離陸中に風が強くなって揺れた...
...陸中は熟語ではありません...
...そこは陸中(りくちゅう)の某(ある)海岸であった...
田中貢太郎 「月光の下」
...同五年三月には陸中の南部に地震と海嘯があった...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...陸中国上閉伊郡土淵村で撮影した写真に拠ると...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...即日蓮の直弟子では日辨が磐城に同日興が陸中まで...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...其外一遍の弟子の宿阿尊道といふ僧も陸中邊まで巡錫した...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...陸中国遠野郷(りくちゅうのくにとおのごう)の近辺(あたり)も...
水野葉舟 「テレパシー」
...昔は陸前のみならず陸中の南部にもこの水甕は行き渡った...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...陸中には「けんだい」なるいい方が残る...
柳宗悦 「蓑のこと」
...独り陸中二戸(にのへ)郡の仕事だけである...
柳宗悦 「陸中雑記」
...だが陸中は古くから漆器を以て名高く...
柳宗悦 「陸中雑記」
...甲斐北巨摩(きたこま)郡小淵沢(こぶちざわ)村字上阿原陸中江刺(えさし)郡伊手(いで)村字阿原山尾張東春日井(ひがしかすがい)郡和多里(わたり)村大字三ツ淵字東阿原美濃山県(やまがた)郡山県村大字北野字阿原沖因幡(いなば)八頭(やず)郡菅野(すがの)村大字淵見字日向阿原讃岐(さぬき)小豆(しょうず)郡土(と)ノ庄(しょう)町字アワラ島これらの阿原は果していかなる共通の地形を具えているか...
柳田國男 「地名の研究」
...越後北蒲原(きたかんばら)郡亀代村大字次第浜字香々沢磐城(いわき)双葉(ふたば)郡大久村大字小久字加々部陸前加美(かみ)郡鳴瀬村大字下新田字下下下田(しもかがた)羽後由利郡下川大内村大字加賀沢陸中岩手郡滝沢村大字滝沢字加賀野盛岡の市外にもまた一箇処の加賀野という部落がある...
柳田國男 「地名の研究」
...陸中九戸(くのへ)郡種市(たねいち)村字鹿糠(かぬか)次に正確な発音を知らぬが...
柳田國男 「地名の研究」
...陸前宮城郡根白石(ねのしろいし)村大字朴沢(ほうざわ)字狩集(かりあつめ)陸中東磐井郡興田(おきた)村大字沖田字狩集(かりあつめ)のように...
柳田國男 「地名の研究」
...陸中石巻の白山(はくさん)神社...
柳田国男 「年中行事覚書」
...その他は陸中の上閉伊(かみへい)・江刺(えさし)の二郡...
柳田国男 「木綿以前の事」
...同じ陸中でも上閉伊郡にはヒボトが有るのに...
柳田国男 「木綿以前の事」
...陸中上閉伊郡(かみへいぐん)附馬牛(つくもうし)村の山中で三十歳前後の一人の女が...
柳田国男 「山の人生」
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