...離陸中に風が強くなって揺れた...
...陸中は熟語ではありません...
...そこは陸中(りくちゅう)の某(ある)海岸であった...
田中貢太郎 「月光の下」
...昭和五〜八年 金沢第七聯隊在営期篇一九三〇〜一九三三年(二十一〜二十四歳)◆復活のつもりで入れる火消壺解剖の胡蝶の翅に散る花粉いずれ死ぬ身を壁に寄せかける鉄骨の伸びる打鋲の遠ひびき恩給のつく頃部長の粉煙草註・一九八七年九月七日『北陸中日新聞』朝刊掲載・一叩人「一片の反古紙に直筆/反戦川柳作家鶴彬の作品発見」文中の作品...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...筆者は幸ひ『隱し念佛』の最も盛んであつた陸中に生れ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「うづみ火」のこと陸中國釜石鑛山内水橋康子として懸賞に應募し...
長谷川時雨 「うづみ火」
...其外一遍の弟子の宿阿尊道といふ僧も陸中邊まで巡錫した...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...べつに陸中久慈から沼宮内(ぬまくない)に通じる山中道というのがある...
久生十蘭 「奥の海」
...陸中と秋田境の駒形山も毎年雪解け時に...
南方熊楠 「十二支考」
...陸中の俚伝を佐々木喜善氏が筆したのには...
南方熊楠 「十二支考」
...陸前の北と陸中の南とが主な区域のようでありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...陸中の竹細工はどこにもない独自の存在である...
柳宗悦 「陸中雑記」
...今もなお陸中では漆器を用いる習慣が非常に固く残っている...
柳宗悦 「陸中雑記」
...アヲカテ陸中東磐井地方で青カテと謂つて居るのは...
柳田國男 「食料名彙」
...陸中胆沢(いさわ)郡姉体村または陸奥(むつ)二戸(にのへ)郡姉帯村などのアネタイなども...
柳田國男 「地名の研究」
......
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...陸中の山村では猟人の名を万治磐司(ばんじばんじ)といい...
柳田国男 「山の人生」
...陸中遠野地方でも山の頂の草原の間に...
柳田国男 「山の人生」
...古物保存陸中人首(ひとかべ)の村長さんは...
柳田国男 「雪国の春」
...陸中黒石の正法寺などでは...
柳田国男 「雪国の春」
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