例文・使い方一覧でみる「陶工」の意味
スポンサーリンク...彼女の父親は陶工で、美しい壷を作ることで有名だ... 
...陶工の工房には、たくさんの陶器が並んでいた...
...陶工の技術に感心しながら、作品を眺めた...
...陶工になるには、長い修行が必要だと聞いた...
...陶工として働くことは、手仕事の味わいもあって、やりがいがあると思う...
...一種の尚古趣味から京都あたりの相当な陶工が自分の手腕を見せるつもりで真剣に作つたものもある...
會津八一 「支那の明器」
...古い陶工の歴史を書いた手紙がついていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...」と、言ひ言ひしたもので、それを聞く人もそれは面白からうといつて笑つたものださうだが、さてほんとうに亡くなつてみれば、陶工とは言ひ条、まさか屍骸を土と一緒に捏ねるわけにもゆかないで、葬式は世間並にしてすませたさうだ...
薄田泣菫 「茶話」
...戸沢弁次という陶工が有名であった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...陶工が陶土およびその採掘者に対して感謝の辞を述べる場合は少ない...
寺田寅彦 「空想日録」
...陶工が手の中取れる轉のろくろをためす時に似て...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...九谷の陶工になることも...
中谷宇吉郎 「私の履歴書」
...とうとう学資もつづかず中学を中途でやめてしまつて名古屋の陶器会社へ陶工にはいつてしまつた...
林芙美子 「幸福の彼方」
...日下部太郎は突然啓示のようにＭ・Ｓ・という頭文字を持った陶工の名を思い出した...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
...土地の醇朴（じゅんぼく）な陶工たちが金銭で恩を売る買手の甘言（かんげん）に...
柳宗悦 「小鹿田窯への懸念」
...彼は常に陶工たる彼よりも偉大である...
柳宗悦 「工藝の道」
...さながら今の陶工が描きたいと希（ねが）う絵であると誰も云うであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...陶工が産む美ではないのである...
柳宗悦 「工藝の道」
...幾百の陶工が海を越え...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...幾代かの陶工たちの力を協（あわ）せた苦難の歴史があろう...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...その黒物こそは凡ての陶工たちにとって...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...それも貧乏な陶工に過ぎなかったのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...陶工家（とうこうか）の河合卯之助（かわいうのすけ）氏へ手紙を出して...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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