...陰険な人は嫌われる...
...彼女は陰険に微笑んでいた...
...彼は陰険な言い方をしていた...
...陰険な噂が広まっている...
...彼は陰険な性格だ...
...陰険な追求が始まった...
大阪圭吉 「闖入者」
...ダガソレ以上ニ陰険ナノガ木村デアル...
谷崎潤一郎 「鍵」
...揃イモ揃ッテ陰険ナノガ四人マデモ集ッタトハ呆レルホカハナイ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...それは私の持ち前の陰険性のゆえでもあるが...
谷崎潤一郎 「鍵」
...ではその手管と云うものは、一旦(いったん)それに引っかかれば誰でもコロリと欺(だま)されるほど、非常に陰険に、巧妙に仕組まれているかと云うのに、どうもそうではないような気がする...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...いよ/\品子の陰険さ加減が憎くなつたが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...城は師父ブラウンのような英蘭(イングランド)人にはお伽話(とぎばなし)に出て来る魔女のかぶる陰険な尖り帽を思い出させるのであった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...がこの家(うち)の陰険な先祖の仮髪(かつら)をかぶった蒼白いフフンというような顔が一つ二つ古色蒼然たる画布の中から見下(みおろ)していた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...極めて陰険なる手段を用いジリジリ静かに攻め来りたり...
野中到 「寒中滞岳記」
...額の抜けあがった浅黒い陰険そうな顔つきをし...
久生十蘭 「金狼」
...あれでなかなか陰険なんだ...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...例の冷執陰険な面つきで...
久生十蘭 「魔都」
...その眼には何となく陰険なものが潜んでいた...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...併し少しも陰険な処は無い...
森鴎外 「金貨」
...実に陰険、悪辣(あくらつ)な報復手段だ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...その陰険(いんけん)な仕打も...
吉川英治 「新書太閤記」
...陰険で、しんねり狡(ずる)い劉高(りゅうこう)は、そんなこともあろうかと、花邸(かてい)の諸門に見張りを伏せておき、その狡智(こうち)がまんまと図に中(あた)ったことを、「どうだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...陰険な悪党となり...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
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