...陰火の灸を受けると体が温まるという信じ方がある...
...陰火を使った料理は胃腸に優しいといわれている...
...陰火の持つ力を使って、身体のバランスを整えることができる...
...陰火を取り入れたスープは、冷え性に効果的だとされている...
...陰火を大切にする生活を送ることで、健康的な身体を維持することができる...
...第三六項 井筒の陰火世間には狐火(きつねび)...
井上円了 「おばけの正体」
...青白き一団の陰火立ちのぼり...
井上円了 「おばけの正体」
...これを陰火(いんくわ)といひ寒火(かんくわ)といふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...こは亡者(まうじや)の陰火(いんくわ)ならんと目を閉(とぢ)てかねうちならし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...かの如法寺村(によほふじむら)の陰火も微風(すこしのかぜ)の気(き)いづるに発燭(つけぎ)の火をかざせば風気(ふうき)手(て)に応(おう)じて燃(もゆ)る...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...陽火(やうくわ)を得(え)て陰火(いんくわ)忽(たちま)ち然(もえ)あがり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...曇ってどんよりとした夜には陰火(けちび)がとろとろと燃えた...
田中貢太郎 「鷲」
...云って招くと陰火は見えていてもいなくても必ず傍へ来て燃えた...
田中貢太郎 「鷲」
...その陰火は法華堂のあたりで大事な手紙を無くして斬られた飛脚の魂で...
田中貢太郎 「鷲」
...其処には陰火が山をぐるりととり巻くことがあって...
田中貢太郎 「鷲」
...陰火は到る処に燃えもすればふうわりふうわりと飛びもした...
田中貢太郎 「鷲」
...私の頭には八番の陰火(けちび)と云うことが思いだされた...
田中貢太郎 「鷲」
...そこはよくケチビ(土佐では陰火をこういう)が出るといわれている地域である...
牧野富太郎 「火の玉を見たこと」
...陰火がよく現われるところとして知られている土地がある...
牧野富太郎 「火の玉を見たこと」
...陰火の研究にでかけてみると面白いところだと思われる...
牧野富太郎 「火の玉を見たこと」
...上にさまよう陰火(おにび)の焔は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...異人の血と陰火が燃えているように...
吉川英治 「江戸三国志」
...青い陰火が燃えるといったり...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??