...私は陰気な小屋や建物のある...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...山の陰気な影をうけて...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...私は子供の時分から、どうしたものか、世にも陰気な、引込思案(ひっこみじあん)な男でありました...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...それは中庭の突き当りの陰気な一構えの建物の中にある薄暗い一組の室であった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...室の中に陰気な靄が立ち罩めていた...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...それは傍(はた)で聞いていてほんとに陰気な歌なのでございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...何となく陰気な心持ちがして...
夏目漱石 「坑夫」
...なるほど陰気な声である...
夏目漱石 「琴のそら音」
...と陰気な嗄(かす)れ声を発しました...
西尾正 「陳情書」
...一見して旧派の女形然たる千代三とは似ても似つかぬ別人物ではありませんか? そして全身から陰気な幽霊の如き妖しい魅力を漂わせて居る所は...
西尾正 「陳情書」
...ほかの国に見るような陰気な秋を...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...どうしてあんな質素で陰気なドレスを着ているのかと内心不思議がった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...物心つくころから私はこの陰気な家を嫌(きら)った...
水上滝太郎 「山の手の子」
...陰気な軋みにつれて舞台に姿を現して来るのだった...
宮本百合子 「菊人形」
...得体のわからない陰気な顔をしていたと答えた...
室生犀星 「天狗」
...他を御先祖の陰気な霊を迎えるものに解しては居るが...
柳田國男 「歳棚に祭る神」
...陰気な話しはやめてたのしくやるがいい」そして甲斐は立ちあがった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...なんとなく陰気な影が下がって来ました...
吉川英治 「江戸三国志」
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