例文・使い方一覧でみる「陰々」の意味


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...其板に触れた響は、深い高い音を、打たれた時に「無」が発する戦慄すべき音を、陰々と反響した...   其板に触れた響は、深い高い音を、打たれた時に「無」が発する戦慄すべき音を、陰々と反響したの読み方
テオフィル・ゴーチエ Theophile Gautier 芥川龍之介訳 「クラリモンド」

...必ず陰々として霊狐の姿が...   必ず陰々として霊狐の姿がの読み方
芥川龍之介 「地獄変」

...すべて陰々とした妖気の中に...   すべて陰々とした妖気の中にの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...思ふまゝに渦卷き過ぎる濃霧に閉ぢこめられてその鐘の音は陰々として淋しく響いた...   思ふまゝに渦卷き過ぎる濃霧に閉ぢこめられてその鐘の音は陰々として淋しく響いたの読み方
有島武郎 「潮霧」

...この方は陰々としている...   この方は陰々としているの読み方
泉鏡花 「歌行燈」

...昨夜のように陰々滅々なあんまでは...   昨夜のように陰々滅々なあんまではの読み方
梅崎春生 「幻化」

...陰々(いんいん)たるひびきをもっていた...   陰々たるひびきをもっていたの読み方
海野十三 「海底大陸」

...お蝋所は、一種の洞窟みたいなところで、狐格子が立てきってあり、それに、紅白ないまぜの布や、女の長い髪の毛や、何だか分らない紙片などが、結びつけられていて、中は陰々と、薄暗い...   お蝋所は、一種の洞窟みたいなところで、狐格子が立てきってあり、それに、紅白ないまぜの布や、女の長い髪の毛や、何だか分らない紙片などが、結びつけられていて、中は陰々と、薄暗いの読み方
豊島与志雄 「非情の愛」

...陰々たる雰囲気(アトモスフェール)を身に纒い...   陰々たる雰囲気を身に纒いの読み方
久生十蘭 「魔都」

...この座敷ばかりは陰々滅々...   この座敷ばかりは陰々滅々の読み方
久生十蘭 「魔都」

...バルチック艦隊の煙が沖に見えたといふやうな風説で町は依然不安の渦が陰々として居り...   バルチック艦隊の煙が沖に見えたといふやうな風説で町は依然不安の渦が陰々として居りの読み方
牧野信一 「サクラの花びら」

...不気味な音が陰々と木立の間を縫つて行くと...   不気味な音が陰々と木立の間を縫つて行くとの読み方
牧野信一 「ピエル・フオン訪問記」

...陰々と聞えて来るのであった...   陰々と聞えて来るのであったの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...陰々と開業された...   陰々と開業されたの読み方
山本周五郎 「ゆうれい貸屋」

...陰々とした樹下闇(このしたやみ)の細道へどッと走りこんだ...   陰々とした樹下闇の細道へどッと走りこんだの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...こういう情景には人いちばい陰々滅々な感を深くして...   こういう情景には人いちばい陰々滅々な感を深くしての読み方
吉川英治 「私本太平記」

...そのくせ足もとはもう陰々とほの暗い...   そのくせ足もとはもう陰々とほの暗いの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...いまもまだ陰々と漂(ただよ)っているかのような闇があった...   いまもまだ陰々と漂っているかのような闇があったの読み方
吉川英治 「牢獄の花嫁」

「陰々」の読みかた

「陰々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「陰々」


ランダム例文:
愛嬌たっぷり   南下   渣滓  

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