...華麗な院殿号が与えられた...
...国民的アイドルの愛称として「○○院殿号」が付けられた...
...帝国陸軍時代、将官にはそれぞれの階級に応じた院殿号が与えられた...
...一般の人が院殿号を使用することはできない...
...すべての国王が一定の院殿号を持っていた...
...法名相応院殿月桂凉心英誉清熏大禅定尼...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...その揚句(あげく)に紀州から迎えられたのが十四代の将軍昭徳院殿(しょうとくいんでん)(家茂(いえもち))であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...伝通院殿をはじめ...
中里介山 「大菩薩峠」
...大猷院殿(たいゆういんでん)の寛永の末ごろは...
久生十蘭 「ひどい煙」
...こうして恋女房を得たのだから早速そこを引き揚げて根岸の御院殿跡にあった村岡という人の離れ屋を借り...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...席順によって妙解院殿の位牌の前に進んだとき...
森鴎外 「阿部一族」
...芳松院殿縁峰貞操大姉は錦橋の妻菱谷(ひしたに)氏である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...寛永(かんえい)九年十二月九日御先代妙解院殿忠利公(みょうげいんでんただとしこう)肥後(ひご)へ御入国遊ばされ候時...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...泰勝院殿御笑いなされ...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...寛永十八年妙解院殿存じ寄らざる御病気にて...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...同越中守忠利(ただとし)殿御事妙解院殿...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...妙解院殿へかの名香を御所望有之...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...台徳院殿(たいとくいんでん)の治世...
吉川英治 「江戸三国志」
...兄は洞院殿をお送り申しあげ...
吉川英治 「私本太平記」
...持明院殿へ馳(は)せむかい...
吉川英治 「私本太平記」
...土の色も宝篋印塔(ほうきょういんとう)の石もまだ新しい等持院殿仁山妙義大居士の墓所へ順にぬかずいた...
吉川英治 「私本太平記」
...冷光院殿前朝散太夫吹毛玄和大居士(さきのちょうさんのたゆうすいもうげんわだいこじ)逆さにこう読める文字を二人とも不思議な気持で見入っているのだった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その第一条には――(冷光院殿さま御尊讐(ごそんしゅう)...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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