...」しかも平氏が堂上の卿相四十三人を陟罰して...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...啻(ただ)に学堂教務を統(す)ぶるのみならず学堂出身者の任命の詮衡(せんこう)及び進退黜陟(ちゅっちょく)等総てを委任するという重い権限で監督に任じた...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...」内談洩れ近頃官公吏の任免黜陟や...
薄田泣菫 「茶話」
...陟禹之迹この文句は大體詩經の中にある文句と餘程よく似て居ります...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...官職の黜陟(ちゅっちょく)のごときは...
中島敦 「李陵」
...諸省府に時々(じじ)官員の黜陟(ちゅっちょく)あり...
福沢諭吉 「学者安心論」
...官には黜陟(ちゅっちょく)・与奪(よだつ)の権あるゆえ...
福沢諭吉 「学校の説」
...私塾には黜陟・与奪の公権なきがゆえに...
福沢諭吉 「学校の説」
...その下等中の黜陟(ちゅっちょく)に心を関して昇進を求(もとむ)れども...
福沢諭吉 「旧藩情」
...或は人物を黜陟(ちゅっちょく)し或は禄制(ろくせい)を変革し...
福沢諭吉 「旧藩情」
...人殺しどころか人を黜陟(ちっちょく)したと云うこともなかった...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...もっぱらその人の手によって進退黜陟(ちゅっちょく)の鍵をにぎられている大主典の堀盛は...
本庄陸男 「石狩川」
...インドで顕著なは陟馬(カンタテム)王で悉達(しった)太子これに乗って宮を脱れ出た...
南方熊楠 「十二支考」
...末広一雄君の『人生百不思議』に日本人は西洋人と変り神を濫造し黜陟(ちゅっちょく)変更するといった...
南方熊楠 「十二支考」
...また黜陟(ちゅっちょく)変更すと...
南方熊楠 「十二支考」
...大抵人民を苦しめた上は神をすら濫造黜陟する御威勢で...
南方熊楠 「十二支考」
...記事の進陟(しんちよく)を待つてゐるうち...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...臧否(ぞうひ)を陟罰(ちょくばつ)し...
吉川英治 「三国志」
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