...だが科学を自然科学に限定する合理的な理由は無論全く見出され得ない...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...併し今一応所謂論理(思惟の法則)に問題を限定するとすれば...
戸坂潤 「辞典」
...処で時間一般を之にまで限定するものは正に時間一般ではなくしてそれ以外のものである外はない...
戸坂潤 「性格としての空間」
...認識を理論や何かに限定することだが...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...つまりごく普通の学術的惰性に従った意味に於ける論理に之を限定することだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...現在が現在自身を限定する所が...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...個物は何処までも自己自身を限定するものではない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...かかる世界は一面にライプニッツのモナドの世界の如く何処(どこ)までも自己自身を限定する無数なる個物の相互否定的結合の世界と考えられねばならないということである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...それ自身によって自己自身を限定する根本的実在の自己表現の過程として...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...形が形自身を限定する世界である...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...自己自身を限定する真実在の問題であり...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...自己自身を限定するものは...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...自己自身を限定する真実在の哲学的原理が把握せられたということができる...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...存在を限定する(※ρ※ζειν)ということと関係する...
三木清 「科学批判の課題」
...それが限定する力そのものであるためである...
三木清 「人生論ノート」
...主体にはどこまでも自己が自己を限定するという自律的なところがなければならぬ...
三木清 「哲学入門」
...銀太と金太の両名に限定するわけにはいかない...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...彼らは現世を限定する大いなる事実からのがれることができぬ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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