...そこでかの無にして限定するものを考えることが必要になって来るのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...だが真理をわざわざそういうものに限定することは...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...それは教育方法をすべて出来るだけ卑近な心得だけに限定するのである...
中谷宇吉郎 「心得教育」
...現在が現在自身を限定する所が...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...個物は何処までも自己自身を限定するものでなければならない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...形が形自身を限定するとかいうことはない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...種々なる自己自身を限定する形...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...かかる世界は一面にライプニッツのモナドの世界の如く何処(どこ)までも自己自身を限定する無数なる個物の相互否定的結合の世界と考えられねばならないということである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...自己自身によって自己自身を限定するものの自己表現の過程として...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...自己自身を限定する実在の原理はプラトンのイデアにおいて把握せられた...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...述語的主体は自己自身を限定する形而上学的実体となった...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...自己自身を限定する真実在とは...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...精神の思考の原因に関する問題だけに限定する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...機械の改良を一地点に限定するのがいかに困難であるかは吾々の知るところである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...一方どこまでも環境から限定されながら同時に他方どこまでも自己が自己を限定するという即ち自律的であるというところに生命はある...
三木清 「哲学入門」
...これを限定する始めの語には変化があっても...
柳田國男 「地名の研究」
...女子の学問の種類を限定することは女のためには不利であろうも知れぬ...
柳田国男 「木綿以前の事」
...特に日本人として限定することもできるかも知れぬ...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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