...但し僕をその小言(こごと)の前に降参するものと思ふべからず...
芥川龍之介 「田端人」
...ここで怪塔王に降参するつもりはありません...
海野十三 「怪塔王」
...誰が降参するものか...
海野十三 「怪塔王」
...「誰が降参すると言った...
海野十三 「火星兵団」
...彼等が旗を曳き下して降参するか...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...「馬鹿(ばか)をお言い! あれがお客様なものですか!」降参するよりほかはなかった...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...どちらが降参するでしょうか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...弱音を吐いて降参する訳にはいきませんでした...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...花のような美しい別嬪(べっぴん)さんでも黄金を見れば降参するんだよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...あいつには降参するよ...
中里介山 「大菩薩峠」
...神も人間に降参するんだから仕方がないかな...
夏目漱石 「永日小品」
...「いこう」と単簡(たんかん)に降参する...
夏目漱石 「野分」
...でなければ男が好加減(いいかげん)に降参するか...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...と言って降参する方(ほう)が多いんじゃなかろうか...
古川緑波 「富士屋ホテル」
...ただ勇気の聖なる姿を尊敬して始めて降参するのこそ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そんな弱い砲撃に降参するようなことはあるまい...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「なにも好んで曹操へ降参することはない」と...
吉川英治 「三国志」
...ここで恐れをいだいて降参すると...
リットン Edward George Earle Bulwer-Lytton 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
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