...ですからさすが大泥坊の陀多も...
芥川龍之介 「蜘蛛の糸」
...最後に難陀婆羅(なんだばら)と伝へられる牧牛の少女と話してゐる...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...法廷のうしろの障子(しょうじ)の蔭にふとった阿蘭陀人をひそませて置いて...
太宰治 「地球図」
...仏陀に対しては頭を石にぶつけるほどの罪業だ...
種田山頭火 「行乞記」
...Tさんの葬儀に列して(二月十六日午後)・野辺のおくりのすすきはよろしいかな・南無阿弥陀仏もう鴉がきてゐる墓石に帽子をのせ南無阿弥陀仏・これが一生のをはりの...
種田山頭火 「其中日記」
...十萬億土の西の方に阿彌陀如來の淨土があると...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...それからたちまち顕密の諸行を差置いて専修念仏の門に入りその名を空阿弥陀仏と名づけた...
中里介山 「法然行伝」
...阿弥陀院というのは...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...加奈陀の岸につづいているとはいえ...
久生十蘭 「悪の花束」
...その池の向うに見えている阿弥陀堂(あみだどう)を熱心に眺めだしていた...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...難陀(なんだ)波難陀(うばなんだ)二竜王...
南方熊楠 「十二支考」
...弥陀仏像を柱の中に収め朝夕看経(かんきん)して維新後に及べり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...麦藁帽子を軽く阿彌陀にかぶって白い上下そろったシャツと半ズボンでどこかしゃんとした恭吉の姿が実物以上に立派に見えたのは確かである...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...唐渡り黒繻子(じゅす)の丸帯に金銀二艘の和蘭陀船(オランダぶね)模様の刺繍(ぬいとり)...
夢野久作 「名娼満月」
...阿弥陀(あみだ)ヶ峰(みね)まで...
吉川英治 「私本太平記」
...おもとは」「東山の弥陀堂(みだどう)にいる孤雲(こうん)という菰僧でございます」「なんの御用で」「すこし...
吉川英治 「親鸞」
...鳥部ノ山の阿弥陀堂(あみだどう)から...
吉川英治 「宮本武蔵」
...風に打たれた案山子(かかし)のように陀雲の体は横に仆(たお)れていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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