...ただ彼が同僚阿部伊勢守は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...阿部真之助氏独特の毒舌タイプである...
戸坂潤 「読書法」
...幕府の人々の中には、誰一人として、この国の大事の時に、阿部の力となり、慰めとなる人がなかった...
直木三十五 「南国太平記」
...阿部伊勢守は、二人の挨拶が、終ると「後見のことで、ござるか」と、笑いながら聞いた...
直木三十五 「南国太平記」
...良寛さんと懇意な阿部造酒右衛門(あべみきゑもん)といふ人が...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...平次は老中阿部豊後守のお目通りを許され...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...阿部さまもことのほかご憤懣(ふんまん)のおようすで...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...焼酎代として阿部が彦太郎のために差引いておいてくれるので...
火野葦平 「糞尿譚」
...彼は印をつく阿部の頑丈な手元を無限の感謝と信頼とをこめて眺めた...
火野葦平 「糞尿譚」
...久しぶりの阿部豊...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...阿部と二人、渋谷のふた葉亭へ寄る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...阿部次郎氏の『三太郎の日記』はその代表的な先駆で...
三木清 「読書遍歴」
...阿部一族(鴎外)の映画は好評です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...其嫡子榛軒は此年文政五年十月二十九日に阿部侯正精の召状(めしぢやう)を受けた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」門田(もんでん)朴斎は江戸にあつて儲君阿部正弘の侍読をしてゐたが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...是が福山阿部の分家である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その俊敏の才を認められて阿部正弘にふかく重んぜられ...
山本周五郎 「新潮記」
...ただあの中に出てくる阿部麻鳥(あべのあさとり)――崇徳がここに御幽居中の一夜...
吉川英治 「随筆 新平家」
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