...稗田阿礼なる女性の誦習にもとづくらしいことをも...
高群逸枝 「女性史研究の立場から」
...稗田阿礼(ひえだのあれ)は直接に書物を取扱ったものであることが明白に知られるはずである...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...滑稽(こっけい)な例をあげれば稗田阿礼(ひえだのあれ)の名が「博覧強記の人」の意味にこじつけられたりした...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...西は阿礼(あれ)の社(やしろ)より向うへは通さぬ」とか...
中里介山 「大菩薩峠」
...塩尻の阿礼(あれ)の社(やしろ)...
中里介山 「大菩薩峠」
...天武天皇の勅語を稗田阿礼(ひえだのあれ)が誦したものを太安万侶(おおのやすまろ)が筆録したもので...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...『古事記』は天武(てんむ)天皇が稗田阿礼(ひえだのあれ)に伝誦(でんしょう)させられたのを太安万侶(おおのやすまろ)が書いたものであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...現にアイヌの中の稗田阿礼(ひえだのあれ)などは...
柳田国男 「雪国の春」
...稗田阿礼が天朝の命を拝して...
柳田国男 「雪国の春」
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