「阿」の意味
親しみ
小説での「阿」の使い方
...阿呆たちもやはり幸福である...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...阿Qは壁に対(むか)って跪坐(きざ)し...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...尼ッちょなんてものは阿Qとしては若草の屑のように思っているが...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...山邊の別・三枝(さきくさ)の別・稻木の別・阿太の別・尾張の國の三野の別・吉備の石无(いわなし)の別・許呂母(ころも)の別・高巣鹿(たかすか)の別・飛鳥の君・牟禮の別等の祖先です...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...――奥様ちょっとも気イおつきやあれしめエなんだんでっか? 何ぞ今までにけったいやなあお思いになりやしたことあれしめエんでしたか?」「そらもううちは阿呆(あほ)やよって...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...手にかかえていた阿枷桶(あかおけ)をさしおくと...
中里介山 「大菩薩峠」
...大福餅ほどの大きさと形を持つた雁首に火吹竹ほどの柄をつけた阿片吸飮具を左手にとつた女は右手の耳かき樣なもので枕元の小鑵からちやうどにかわを少しゆるめたやうな褐色の半液體をすくひ上げて...
南部修太郎 「阿片の味」
...杉贋阿弥氏の斎藤実盛が長ばかまをはいて登場した...
野村胡堂 「胡堂百話」
...阿諛(あゆ)と諂佞(てんねい)に取巻かれ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ひょろ松は、それに眼をつけると、肘(ひじ)でそっと顎十郎をついて、「阿古十郎さん、あれが藤波ですぜ」と、ささやく...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...阿母(おッか)さん...
二葉亭四迷 「平凡」
...「お出かけか?」と阿賀妻はまた云った...
本庄陸男 「石狩川」
...阿賀妻はふと棒立ちになった...
本庄陸男 「石狩川」
...阿賀妻の沈んだ瞳に青い生気が燃えるのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...阿母さまも承服して下さるじゃろう...
正岡容 「小説 圓朝」
...阿波守物の上手その妙(たえ)なるを感じて小柄を彫らすを止めたり」と記す...
南方熊楠 「十二支考」
...又此列の最左翼に居る壽阿彌の父「頓譽(とんよ)淨岸居士...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...「お久しいことでしたな」「まことに」峰阿弥は...
吉川英治 「親鸞」
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