...殆ど彼等の正當防衞で...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...飛んで行つてしまはないやうに防ぐ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...下敷(したじき)になつた人(ひと)を助(たす)け出(だ)すことは震災(しんさい)の防止上(ぼうしじよう)最(もつと)も大切(たいせつ)なことである...
今村明恒 「地震の話」
...非常時(ひじようじ)の消防施設(しようぼうしせつ)については別(べつ)に其局(そのきよく)に當(あた)る人(ひと)があるであらう...
今村明恒 「地震の話」
...その間を如何にして防止したらよいか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...港の出口をふさいでいる砂糖菓子のように可愛いコンクリートの防波堤を眺(なが)めた...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...すなわち日本鎖国の堤防なお存在したるのときにおいてすら...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...三十億四千万円の四十幾パーセントかは国防費であり...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...闇から射出された剣を防ぎようがなかった――あの剣の刃が縦でなく横に入っているのと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...どんな方法で殺られるかわからねえから防ぎがつかないのだ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...すべての予防的及び積極的妨げが当然にその働く力を増加する...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...中国播磨(はりま)、美作(みまさか)、備前(びぜん)、備中(びっちゅう)、備後(びんご)、安藝(あき)、周防(すおう)、長門(ながと)の八ヵ国を山陽道(さんようどう)と呼びます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...武蔵北葛飾郡静村大字間鎌周防(すおう)にも数ヶ所の間門がある...
柳田國男 「地名の研究」
...床下からの湿気も防げるし...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...と云った」甲斐は静かな眼で周防を見た...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...なにかの機会があるかもしれない」「それがいいかもしれぬ」周防は頷いて云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...磨滅を防ぐためと支棒の作用の堅確を期するため...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...お綿入(わたい)れは脱がずにおいたほうがいいでしょう」「なぜ」「矢防(やふせ)ぎになりまする」「あたる矢なら――」と高氏は笑った...
吉川英治 「私本太平記」
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