...ある秋の日友人阮(げんばう)から韮三十束を贈られたことがあつた...
薄田泣菫 「独楽園」
...それからシナの楽器の阮咸(げんかん)と三味線とが同一だとか...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...隨員の阮甫がそれを川路にひそかにきいて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...また安政元年から二年まで同じく川路左衞門尉に隨つて「下田談判」へ參加した阮甫のある話について呉秀三氏はこのやうにも書いてゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...阮東は、頭髪を乱し、悲しみに胸をふくらまして、何事も手につきませんでした...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...阮東は身体中つめたくなったのに気付いて...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...阮大人がじっと頭を傾けているのです...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...阮東と范志清とは...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...阮東の両親は相次いで病歿しました...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...阮東は暫くじっと考えこんでいましたが...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...阮孝緒といふ學者が作つた目録は...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
......
内藤湖南 「支那目録學」
...阮孝緒の頃は、僧祐が出三藏記を作つた頃であるが、これはもつと便宜的の目録で、殆ど學問上の意味をなさない...
内藤湖南 「支那目録學」
...これも阮孝緒の七録を參照し...
内藤湖南 「支那目録學」
...『淵鑑類函』に阮封渓で邑人(むらびと)に聞いたは...
南方熊楠 「十二支考」
...こっちから阮小二が呼んだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...管鎗(くだやり)を持った阮(げん)小七だの...
吉川英治 「新・水滸伝」
...兄弟分の張横(ちょうおう)と阮小(げんしょう)七の二人が...
吉川英治 「新・水滸伝」
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