...また安政元年から二年まで同じく川路左衞門尉に隨つて「下田談判」へ參加した阮甫のある話について呉秀三氏はこのやうにも書いてゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...箕作阮甫と緒方洪庵とくらべてみて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...阮家の一人息子の阮東は...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...阮家の近くの、海岸寄りの湖水のほとりで、阮家に出人りをしている老船頭の張達が、煙草をふかしながら、湖水に小舟を浮べて網の寄せ打ちをやっている漁夫たちを、笑顔で眺めていました...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...」阮東は、友の范志清を呼んで、張達に紹介し、それから、家郷のことをいろいろ尋ねました...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...阮東を迎えるためのものと変って...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...そのうちに阮東と范志清とは...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...阮東は腕を組んで...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...彼等は阮東の前に直立して...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...阮孝緒といふ學者が作つた目録は...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...これは阮孝緒自身の著述のやうであるが...
内藤湖南 「支那目録學」
...阮孝緒の頃は、僧祐が出三藏記を作つた頃であるが、これはもつと便宜的の目録で、殆ど學問上の意味をなさない...
内藤湖南 「支那目録學」
...從來は目録は官庫のもので、阮孝緒の七録も、私に作つたものであるけれども、私藏の本とは云ひ難い...
内藤湖南 「支那目録學」
...殊に阮元の考へとして...
内藤湖南 「北派の書論」
...世の礼法君子は蝨(しらみ)の褌に処する如しと曰ひし阮籍も蓋(けだ)し斯の如きに過ぎざりしなるべし...
山路愛山 「唯心的、凡神的傾向に就て(承前)」
...「その三兄弟とは、阮小二(げんしょうじ)、阮(げん)小五、阮小七といって、血をわけた真の同胞(はらから)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...阮(げん)ノ三兄弟なる者をたしかめろ」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...沼の袋小路でがすぜ」「阮(げん)の兄弟の漁小屋があるだろうが」「あ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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