...直ちに闕所(けっしょ)に致し置き...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...闕所(けっしょ)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...家財までも闕所にされた例は沢山あるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...寶屋は闕所(けつしよ)になりましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...荘園の住人鳥羽新三郎の闕所(けっしょ)作分につき...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...古川町闕所(けっしょ)屋敷で唐通詞の陳東海に匕首で脊骨の下を突ッぽがされて死んでしまいました」先生は思わず膝を乗出して...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...留守居もおらぬ筈の闕所屋敷からチラチラと灯が見えますけん...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...行着いたところが古川町の闕所屋敷...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...家は闕所(けっしょ)...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...松浦屋闕所(けっしょ)...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...闕所(けっしょ)投獄(とうごく)――して...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...宇都宮家は太閤がその娘を差出せといったのを聞かなかった為に闕所にせられて...
柳田国男 「故郷七十年」
...それらの荘園はことごとくいわゆる闕所(けっしょ)となっておったので...
柳田國男 「名字の話」
...その所領の全部または一部が収公せられて闕所となった...
柳田國男 「名字の話」
...船岡の館は闕所(けっしょ)...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...古金銀の隠匿(いんとく)で闕所(けっしょ)になり...
吉川英治 「大岡越前」
...闕所(けっしょ)にし...
吉川英治 「新書太閤記」
...根(ね)こそぎから闕所(けっしょ)になる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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