...ふるさとを焼野のはらとかへり見て末もけぶりの波路をぞゆく三 最後鳳闕の礎空しく残りて...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...直ちに闕所(けっしょ)に致し置き...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...それまでは例の闕腋(けってき)である...
高村光太郎 「回想録」
...明地闕国(あきちけっこく)の始末についての御だんごう(談合)らしゅうござりました...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...行着いたところが古川町の闕所屋敷...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...後の『改算記』『算法闕疑抄』などは...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...「どうも先生には現代人の大事な性質が闕(か)けています...
森鴎外 「あそび」
...弘化三年の武鑑が偶(たま/\)手元に闕(か)けてゐるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは蘭軒の寿詞の闕けてゐるのを憾とする...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかし志村を一行中闕くべからざる人物だと以為(おも)つたから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...『医心方』は禁闕(きんけつ)の秘本であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それは或る感情が闕けてゐるからである...
森林太郎 「當流比較言語學」
...兎に角義憤が氣恥かしいといふ感情が日本人に闕けてゐるのは事實である...
森林太郎 「當流比較言語學」
...何一つ闕けた事のない時も...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...親しく闕下(けっか)に伏し...
吉川英治 「三国志」
...闕下(けっか)に伏しても...
吉川英治 「三国志」
...天皇の住もうている御所のことか」さらに、飛躍の踵(かかと)とともに、「宮闕、合点(がてん)だ!」とばかり、ぱッと組みついた...
吉川英治 「私本太平記」
...十一月十日あまりにや謀叛のよし聞えける尊氏かへつて義貞追討の請(こ)ひを闕下(けつか)に奏し奉ると...
吉川英治 「私本太平記」
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