...磯村吉徳の算法闕疑抄に載せられてあって...
石原純 「關孝和」
...宋祕書省續編到四庫闕書目を作つた...
内藤湖南 「支那目録學」
...畏(かしこ)くも宮闕(きゅうけつ)の下を戦乱の巷(ちまた)にしてしまった」「うむ...
中里介山 「大菩薩峠」
...禁闕の諸卿も諂諛(てんゆ)これ努めたものであった...
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」
...家財までも闕所にされた例は沢山あるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...荘園の住人鳥羽新三郎の闕所(けっしょ)作分につき...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...古川町(ふるかわちょう)の闕所屋敷(けっしょやしき)を貰ってそこに住んでいた...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...留守居もおらぬ筈の闕所屋敷からチラチラと灯が見えますけん...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...*大総帥(ゲトマン)が何事か国書をもつて女帝の闕下へ奏上しようと思ひ立つたのぢや...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...『闕疑抄』もまた同様に疑わしいものが多いから...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...弘化三年の武鑑が偶(たま/\)手元に闕(か)けてゐるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...計九巻が闕けてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...漢字の索引を以て闕くべからざるものとする...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...瓊樓玉闕(けいろうぎよくけつ)...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...女官の闕員(けついん)あればしばしの務めにとて呼び寄せ...
森鴎外 「文づかい」
...闕下(けっか)にご謁を賜う身仕度もいたしかねます...
吉川英治 「三国志」
...親しゅう闕下(けっか)に拝謁の儀をとげさせましょう」「なにぶんとも」「なお准后(じゅんごう)(廉子(やすこ))にも...
吉川英治 「私本太平記」
...鳳闕(ほうけつ)の西...
吉川英治 「私本太平記」
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