...事闕(か)くことはあらじ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...またその右の御髻に刺させる湯津爪櫛を引き闕きて投げ棄(う)てたまへば...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...輪廓(りんかく)の素直さと品位とを闕(か)いている...
徳田秋声 「黴」
...表を捧げて罪を闕下に待ち...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...去年米貴闕軍食 去年米貴(たか)くして軍食を闕(か)き今年米賤太傷農 今年米賤(やす)くして太(はなは)だ農を傷むその文句のつぎには...
中谷宇吉郎 「詩人への註文」
...禁闕の諸卿も諂諛(てんゆ)これ努めたものであった...
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」
...宗祇は文明十七年に闕本ながら古本ではありかつ美麗な『万葉集』十四冊をば...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...(五月十二日)今日は闕...
正岡子規 「墨汁一滴」
...三世の名は闕けてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...肥田曲淵の交代は全く闕けてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは蘭軒の寿詞の闕けてゐるのを憾とする...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...格別に事を闕かず...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」柏軒の日記は十八日より二十八日に至る十一日間の闕文がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...瓊樓玉闕(けいろうぎよくけつ)...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...抽斎を知るために闕(か)くべからざる資料があった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...同じく年月日を闕(か)いた沙汰書が載せてある...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...すぐ闕下(けっか)に伏して...
吉川英治 「三国志」
...ここに捜(さぐ)りここに購(あがな)ひ、之(これ)を求めて之を得たり、微(すこ)しく選(えら)むに稗官小説(はいくわんせうせつ)を以てし、実を(ひろ)ひ、疑ひ闕(か)き、皇統を正閏(せいじゆん)し、人臣を是非し、輯(あつ)めて一家の言(げん)を成せり...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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