例文・使い方一覧でみる「闕」の意味


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...わが意志の乏(けつばう)を嫌ひしにやあらん...   わが意志の闕乏を嫌ひしにやあらんの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...かれ左の御髻(みみづら)に刺させる湯津爪櫛(ゆつつまぐし)一二の男柱一箇(ひとつ)取り(か)きて...   かれ左の御髻に刺させる湯津爪櫛一二の男柱一箇取り闕きての読み方
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」

...その枝四を引き(か)きて...   その枝四を引き闕きての読み方
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」

...あまり待ち遠だつたので左の耳のあたりにつかねた髮に插(さ)していた清らかな櫛の太い齒を一本(か)いて一本(ぽん)火(び)を燭(とぼ)して入つて御覽になると蛆(うじ)が湧(わ)いてごろごろと鳴つており...   あまり待ち遠だつたので左の耳のあたりにつかねた髮に插していた清らかな櫛の太い齒を一本闕いて一本火を燭して入つて御覽になると蛆が湧いてごろごろと鳴つておりの読み方
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」

...これは岡倉氏の意匠で学校の正服に採用された腋(けってき)というものだそうで...   これは岡倉氏の意匠で学校の正服に採用された闕腋というものだそうでの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...鶴岳別当のに補せらる可しと云々...   鶴岳別当の闕に補せらる可しと云々の読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...旗を挙げ(けつ)に趨(はし)るの首魁と為らんとす...   旗を挙げ闕に趨るの首魁と為らんとすの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...今川と実隆との間は、必ずしも宗長をのみ介したのではないけれど、この二千疋の時には、実隆もよほど嬉しかったと見え、「不慮の芳志なり、乏の時分、いささかよみがえるものなり」と日記にしるした...   今川と実隆との間は、必ずしも宗長をのみ介したのではないけれど、この二千疋の時には、実隆もよほど嬉しかったと見え、「不慮の芳志なり、闕乏の時分、いささかよみがえるものなり」と日記にしるしたの読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...毎朝こればかりは(か)かした事がなかった...   毎朝こればかりは闕かした事がなかったの読み方
正岡子規 「くだもの」

...『疑抄』もまた同様に疑わしいものが多いから...   『闕疑抄』もまた同様に疑わしいものが多いからの読み方
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」

...しかし此書牘は月日(げつじつ)をいてゐて...   しかし此書牘は月日を闕いてゐての読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...(か)かさずに出させた...   闕かさずに出させたの読み方
森鴎外 「渋江抽斎」

...宇都宮家は太閤がその娘を差出せといったのを聞かなかった為に所にせられて...   宇都宮家は太閤がその娘を差出せといったのを聞かなかった為に闕所にせられての読み方
柳田国男 「故郷七十年」

...それらの荘園はことごとくいわゆる所(けっしょ)となっておったので...   それらの荘園はことごとくいわゆる闕所となっておったのでの読み方
柳田國男 「名字の話」

...又恨二其有一レ云々...   又恨二其有一レ闕云々の読み方
山路愛山 「頼襄を論ず」

...宮(きゅうけつ)の安危を案じる面々が...   宮闕の安危を案じる面々がの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...魂魄(こんぱく)はつねに北(ほくけつ)の天を望まんもし命に背(そむ)き義を軽くせば君も継体(けいたい)の君に非(あら)ず臣も忠烈の臣に非ずと...   魂魄はつねに北闕の天を望まんもし命に背き義を軽くせば君も継体の君に非ず臣も忠烈の臣に非ずとの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...この八部衆はもと額田部(ぬかたべ)寺の像であって西金堂に移した後毎年寺中に乱(けつらん)のことがあるため長承(崇徳(すとく))年中に本寺へ帰したはずだが...   この八部衆はもと額田部寺の像であって西金堂に移した後毎年寺中に闕乱のことがあるため長承)年中に本寺へ帰したはずだがの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「闕」の読みかた

「闕」の書き方・書き順

いろんなフォントで「闕」

「闕」の英語の意味

「闕なんとか」といえば?   「なんとか闕」の一覧  


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折れ曲がる   妥当   逃げだす  

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