...禁闕にせまれるの時...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...彼が弓箭を帯して禁闕を守るや...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...奪られた金はざつと八千兩」「釜屋は闕所(けつしよ)になる筈ぢやなかつたのか」「それが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此更迭は何年であつたか記載を闕いでゐるが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...計九巻が闕けてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其図は闕けてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」薗木駅の図も例の如く闕けてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...皆其所在の記註を闕いでゐるのを見て...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...殆ど支那の文献に喙(くちばし)を容るゝ資格だに闕けてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...病牀日記は十六日の記を闕いてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...幸に別に「函楯軍行日録」があつて此闕を補ふことが出来る...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それが僕には闕(か)けているので...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...動(やや)もすれば矩(けっく)の道において闕(か)くる所があった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...闕乏(けつぼう)に堪えよ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...家財は闕所(けっしょ)ということであった...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...天皇の住もうている御所のことか」さらに、飛躍の踵(かかと)とともに、「宮闕、合点(がてん)だ!」とばかり、ぱッと組みついた...
吉川英治 「私本太平記」
...みかどの闕下(けっか)に伏して罪を待てと申されい」「では...
吉川英治 「私本太平記」
...根(ね)こそぎから闕所(けっしょ)になる...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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