...また仏眼寺(ぶつげんじ)の仁照阿闍梨(にんしょうあざり)を日毎に凌(りょう)じに参ったのも...
芥川龍之介 「邪宗門」
...しかも阿闍梨自身は...
芥川龍之介 「道祖問答」
...阿闍梨は、気にして二三度燈心をかき立てた...
芥川龍之介 「道祖問答」
...」こう云って阿闍梨は容(かたち)をあらためると...
芥川龍之介 「道祖問答」
...住吉(すみよし)の明神(みょうじん)なども道明阿闍梨(どうみょうあざり)の読経を聴きに法輪寺(ほうりんじ)の庭へ集まったそうである...
芥川龍之介 「文章」
...父君の仏事の日のことは阿闍梨(あじゃり)から報告がございましてくわしく知ることができました...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...昨夜遅れて京から届いた絹とか綿とかいうような物を御寺(みてら)の阿闍梨(あじゃり)へ届けさせることにした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...阿闍利さまをおろそかにするものは一人もございません...
室生犀星 「あじゃり」
...阿闍利さまは日のあたる寺領に山百合の根を掘っていられました...
室生犀星 「あじゃり」
...「その阿闍利さまに一大事が起ったのでございます」といった...
室生犀星 「あじゃり」
...どうか阿闍利さまのお心の程をお汲みなされて...
室生犀星 「あじゃり」
...阿闍利さまは童子に茶を汲(く)ましたりして大へん楽しそうに見えましたがどういうものか...
室生犀星 「あじゃり」
...」「本統ですとも……」その内に阿闍利さまは谷川の水を汲んで来て...
室生犀星 「あじゃり」
...阿闍利さまは悲しみの余り...
室生犀星 「あじゃり」
...それは阿闍利さまが炉のほとりで骨だらけの痩たお姿でじっと何か考えておられたのでございます...
室生犀星 「あじゃり」
...妙光坊の阿闍梨(あじゃり)玄尊だった...
吉川英治 「私本太平記」
...亮信阿闍梨(りょうしんあじゃり)の使いを拒んでいたことにも...
吉川英治 「新書太閤記」
...阿闍梨(あじゃり)や碩学(せきがく)たちは...
吉川英治 「親鸞」
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