...阿闍梨は、思わず読経(どきょう)の声を断った...
芥川龍之介 「道祖問答」
...阿闍世王の供えた百斛の油が燃え尽きてしまっても...
中里介山 「大菩薩峠」
...この皇円阿闍梨は...
中里介山 「法然行伝」
...昔仏その従弟調達が阿闍世(あじゃせ)王より日々五百釜の供養を受け...
南方熊楠 「十二支考」
...この宇治に聖僧として尊敬してよい阿闍梨(あじゃり)が一人いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...深い意味と理解のしかたをお授けするようなことも阿闍梨はできた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その日に阿闍梨が...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その時に阿闍梨も寺から出て来た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...師の阿闍梨(あじゃり)のまいっている山荘へはいり...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮様の御忌日のことはあの阿闍梨(あじゃり)に万事皆頼んできました...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...昨夜遅れて京から届いた絹とか綿とかいうような物を御寺(みてら)の阿闍梨(あじゃり)へ届けさせることにした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一人の阿闍梨は師へ報告に行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...阿闍利さまは日のあたる寺領に山百合の根を掘っていられました...
室生犀星 「あじゃり」
...阿闍利さまの童子をいとしがられることは一通りではございません...
室生犀星 「あじゃり」
...おそろしい阿闍利さまの悪相を偲(しの)ばずにはおられません...
室生犀星 「あじゃり」
...童子の亡くなったことはどんなに阿闍利さまの気をくるわせたかも判りません...
室生犀星 「あじゃり」
...お住持の海闍梨(かいじゃり)さまと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すべて阿闍梨覚淵(あじゃりかくえん)どのに...
吉川英治 「源頼朝」
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むくれる いても立ってもいられない 面がまえ
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