...事情に迂闊なるの弊あるも...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...迂闊(うっかり)していたことをおかしく思いながら...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...世にもさっそうとして闊歩してきたんだから...
谷譲次 「踊る地平線」
...たとえば信州(しんしゅう)へんでもある東西に走る渓流(けいりゅう)の南岸の斜面には北海道へんで見られるような闊葉樹林(かつようじゅりん)がこんもり茂っているのに...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...画面の左上のほうに枝の曲がりくねった闊葉樹(かつようじゅ)がある...
寺田寅彦 「庭の追憶」
...久闊を叙する気持ちから...
豊島与志雄 「失われた半身」
...それを覚(さと)らないほどに迂闊(うかつ)ではありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...十分に生長した闊葉樹の冬姿には...
中谷宇吉郎 「北国の春」
...大町人らしい寛闊(かんかつ)なうちにも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...迂闊に口をきくと飛んだことになるぞ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...その声はまた明朗闊達であつた...
原民喜 「壊滅の序曲」
...貧民は独立を自覚して堂々と闊歩し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...また一方にはこんな階級の連中が勘定高くなっては統御に困るところから益々経済に迂闊になるように奨励したのではないかとも思うが...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...視角の高い画面の構成は、全体が闊達で、自在なこころの動きがただよっている...
宮本百合子 「あられ笹」
...隠居とともに天空快闊となった次第を語っている...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...私共は本当に見渡す限り快闊な日向の風好を愛した...
宮本百合子 「九州の東海岸」
...当時は一般の風俗もおうよう寛闊(かんかつ)であったが...
山本周五郎 「似而非物語」
...この意味では彼は論敵マルサスの闊達な文調にまさに百歩を譲るものである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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