...公然たるドン・ホアンとして闊歩するを得ざる俺の卑怯を嘲つた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...樹はおおむね闊葉樹(かつようじゅ)である...
梅崎春生 「日の果て」
...――何という迂闊な事だったのだろう...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「黒猫十三」
...闊葉樹林の下に例の熊笹が繁茂していて...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...如何にも傑物らしい風格が闊達に出ている...
高村光太郎 「本邦肖像彫刻技法の推移」
...そんなところへ迂闊(うかつ)に入り込んで行くことも出来なかった...
徳田秋声 「足迹」
...自分一人が迂闊だったようである...
豊島与志雄 「広場のベンチ」
...また闊達な知恵分別も聞かれはしないかと思いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その見晴らしの雄大広闊な趣が無類です...
中里介山 「大菩薩峠」
...盛んにヨーロッパ文明を取入れることを主張している論旨は闊大(かつだい)にして...
中里介山 「大菩薩峠」
...一方には海闊(うみひろ)くという偉大な景物を添えているのだから...
中里介山 「大菩薩峠」
...いまはもっぱら米兵アベックの闊歩(かっぽ)場と化している...
服部之総 「望郷」
...肩をそびやかして闊歩した...
牧野信一 「センチメンタル・ドライヴ」
...またその花蓋片もナンバンカンゾウのように幅闊からずで...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...麁闊(そかつ)なりし輩も和熟親睦せしなり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...山と谿谷の自然の抑揚の中に、一つのアクセントとして、或はその起伏を最もたのしむよりどころとして、寛闊に、音楽的に建てられたものらしく思えます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そうして平常(いつも)の快闊さをアトカタもなくした陰気な...
夢野久作 「少女地獄」
...即ち闊(ひろし)となるでしょう」(なるほど)皆...
吉川英治 「三国志」
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