例文・使い方一覧でみる「閻王」の意味

...仏教や道教で、十王の一つである死者の行く手を導く王のことを「閻王」と呼びます...

...「閻王の庭」という言葉があり、これは仏教における地獄のことを表します...

...閻王（えんおう）の使者に追立てられ... 閻王の使者に追立てられの読み方
泉鏡花「活人形」

...... の読み方
内田魯庵「八犬伝談余」

...閻王（えんおう）の眉は発止（はっし）と逆立てり四月二十五日　鎌倉俳句会... 閻王の眉は発止と逆立てり四月二十五日　鎌倉俳句会の読み方
高浜虚子「六百句」

...蕪村の詩としては閻王（えんおう）の口や牡丹を吐（はか）んとすが最も有名であるけれども... 蕪村の詩としては閻王の口や牡丹を吐んとすが最も有名であるけれどもの読み方
萩原朔太郎「郷愁の詩人　与謝蕪村」

...... の読み方
正岡子規「俳人蕪村」

...閻王（えんおう）は直に余に同情をよせたらしく「それならば今夜すぐ迎へをやろ... 閻王は直に余に同情をよせたらしく「それならば今夜すぐ迎へをやろの読み方
正岡子規「墨汁一滴」

...閻王はせせら笑ひして「よろしい... 閻王はせせら笑ひして「よろしいの読み方
正岡子規「墨汁一滴」

...（この一句菊五（きくご）調）閻王からから笑ふて「こいつなかなか我儘（わがまま）ツ子ぢやわい... 調）閻王からから笑ふて「こいつなかなか我儘ツ子ぢやわいの読み方
正岡子規「墨汁一滴」

...歴々としてなお閻王（えんおう）の法廷に牽（ひ）かれて照魔鏡の前に立たせられたるに異ならず... 歴々としてなお閻王の法廷に牽かれて照魔鏡の前に立たせられたるに異ならずの読み方
宮崎湖処子「空屋」

...閻王なりといふ... 閻王なりといふの読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...閻王（えんおう）の旨により... 閻王の旨によりの読み方
吉川英治「三国志」

...閻王（えんおう）を偲ばしめるものがあった... 閻王を偲ばしめるものがあったの読み方
吉川英治「三国志」

...ひそかに買い求めて閻王像（えんおうぞう）の壇下（だんか）に隠しておいた朱房（しゅぶさ）のついた短槍（たんそう）と短剣... ひそかに買い求めて閻王像の壇下に隠しておいた朱房のついた短槍と短剣の読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...閻王（えんおう）を呼べの... 閻王を呼べのの読み方
吉川英治「親鸞」

...断獄を命じる閻王（えんおう）のようにいった... 断獄を命じる閻王のようにいったの読み方
吉川英治「宮本武蔵」

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