...閻魔大王は眉をひそめて...
芥川龍之介 「杜子春」
...しかし閻魔王(えんまおう)の命令ですから...
芥川龍之介 「二人小町」
...閻魔様(えんまさま)の事(こと)を考(かんが)えていたらしいが...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...其棹(さを)の閻浮提金(えんぶだごん)ぞ隱(かく)れたる...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...お閻魔(えんま)さまの前に大きな鏡がある...
海野十三 「十年後のラジオ界」
...閻魔(えんま)の使者(ししゃ)として大入道が迎えに来たのかと思いました」「ははは...
海野十三 「超人間X号」
...翌朝になって閻は病人のようになって起きることができなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「五通」
...やはり閻立本の圖に一致する點あり...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...峰右衛門と閻魔(えんま)の前で対決することにきめたが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一閻魔蟋蟀(えんまこおろぎ)が二匹...
林芙美子 「泣虫小僧」
......
正岡容 「大正東京錦絵」
...これを聞いた閻魔様は甚だ当惑顔に見えたので...
正岡子規 「墨汁一滴」
...あの閻魔堂の前の川には河童がゐます...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...閻圃(えんほ)という者が...
吉川英治 「三国志」
...閻圃の説こそ、大計というものである」と云いながら前へ進んで、彼の献策をさらに裏書して、こう大言した...
吉川英治 「三国志」
...閻圃の進言を容れ...
吉川英治 「三国志」
...村では活閻羅(かつえんら)ともアダ名のある末弟の阮(げん)小七...
吉川英治 「新・水滸伝」
...閻婆(えんば)は狡(ずる)い眼つきを宋江の姿に交(か)わして...
吉川英治 「新・水滸伝」
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