...あの力士は関脇ですね...
...関脇は、十両と横綱の間の地位です...
...春場所で彼は初めて関脇に昇進しました...
...昨年、彼は関脇の地位で優勝しました...
...彼は初めて関脇に上がったときにはとても驚きました...
...そして玄関脇の押し釦(ボタン)を少年の指先が押すと...
海野十三 「軍用鼠」
...調剤室はすこし離れた玄関脇にあった...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...その奥庭というのは玄関脇の木戸さえ開けばそのまま入って来られるようになっていたのであるから...
海野十三 「三人の双生児」
...いきなり玄関脇の電話室に飛込み...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...玄関脇(わき)の六畳と次ぎの八畳とで...
徳田秋声 「縮図」
...体格(がら)にかけては関脇(せきわき)は確かとの評あり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...別に玄関脇の部屋に集まっていた...
直木三十五 「南国太平記」
...時々は玄関脇の書生部屋へ這入(はい)って...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...玄関脇(わき)の小砂利(こじゃり)の上には形(かた)ちのよい自動車が主人を送って来て控えている...
長谷川時雨 「大橋須磨子」
...玄関脇の薄暗いところで朽ち果てる覚悟をしたのだとばかり思って...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...成程玄関脇に何だか一間ある...
二葉亭四迷 「平凡」
...奥と玄関脇と離れていても...
二葉亭四迷 「平凡」
...それに比べるとシミは関脇とまで行かず小結ぐらいのところである...
牧野富太郎 「植物記」
...自分で玄関脇(わき)の板木をはづし取つて来ると...
槇本楠郎 「先生と生徒」
...玄関脇(わき)に置いてあった親戚(しんせき)の猟銃を奪って逃走した――猟銃は後を追っていった親戚がようやく取り戻してきた――武太郎は勝浦町の取引先へ蜜柑(みかん)の売掛け代金を取りに行くとか言っていた――というような言葉が...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
...彼は其のまゝ玄関脇の自分の三畳の部屋に入つて行つた...
宮地嘉六 「煤煙の臭ひ」
...厩から玄関脇の供待(ともまち)へ通じる木戸の戸が少し開いている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...お取次をねがう」坊官たちは、玄関脇の一室で、(や、また来た)と眼まぜをしあい、当惑顔をするのであった...
吉川英治 「親鸞」
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