...あの力士は関脇ですね...
...関脇は、十両と横綱の間の地位です...
...春場所で彼は初めて関脇に昇進しました...
...昨年、彼は関脇の地位で優勝しました...
...彼は初めて関脇に上がったときにはとても驚きました...
...小結か関脇位まで取り...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...内玄関脇の看護婦部屋にまでもあかりがさして...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...婢(じょちゅう)が客を玄関脇から伴(つ)れて来たところであった...
田中貢太郎 「春心」
...体格(がら)にかけては関脇(せきわき)は確かとの評あり...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...燕雀(えんじゃく)、何(いずく)んぞ、大鵬の志を知らんや、か――吾に、洛陽負廓田(ふかくでん)二頃(けい)有らしめば、豈(あに)よく六国の相印を佩(お)びんや、か」と、小さい声で、いいつつ、玄関へ出て来ると、玄関脇の、番部屋の襖が開いて、二三人が、外へ出ようとした...
直木三十五 「南国太平記」
...玄関脇の待合でいろいろなひとの経験を聞いたが...
久生十蘭 「雲の小径」
...玄関脇の薄暗い三畳にひきこもり...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...我勝(われがち)に玄関脇の昇降口を目蒐(めが)けて駈出しながら...
二葉亭四迷 「平凡」
...奥と玄関脇と離れていても...
二葉亭四迷 「平凡」
...関脇小結と幕下の勝負どころか...
正岡容 「寄席」
...力自慢の誰彼(たれかれ)自ら集まりてかりそめながら大関関脇を気取りて威張(いば)りに威張りつつ面白き夜を篝火(かがりび)の側に更(ふか)しける...
正岡子規 「俳諧大要」
...この男も江戸にいたら大関といって関脇と下らぬのでありますが...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...妹夫婦は自分の間と定まつた玄関脇へ集つて...
眞山青果 「茗荷畠」
...そのうち持ち金が利子で肥ってくると少しばかり商売気を出して玄関脇へ「小口金融取扱います」と小さい看板を出した...
矢田津世子 「神楽坂」
...玄関脇の薬局の扉を開いた...
夢野久作 「笑う唖女」
...玄関脇に立っていて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...厩から玄関脇の供待(ともまち)へ通じる木戸の戸が少し開いている...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...博物館の玄関脇に狭い応接室がある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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