...間違ったものは、残ったり長続きしたりしない...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...間違った信念を持つ艇長に...
海野十三 「宇宙尖兵」
...間違ったのを正しく読むのは校正の場合の大敵である...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...色々間違ったことを書いたり...
寺田寅彦 「随筆難」
...「間違ったとお分りにならなけりゃ...
豊島与志雄 「反抗」
...どういう拍子で間違ったか...
中里介山 「大菩薩峠」
...間違ったなりに徹底して...
中里介山 「大菩薩峠」
...その理由として間違ったことを書くからというのは...
中谷宇吉郎 「兎の耳」
...あんまり間違ったことを言われるとお思いになったことをきかせて下さい...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...情熱は決して間違った計算をしない...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...言葉の「間違った適用によって」...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...しかしその樗とその一名なる臭椿とはその字面は正しいけれどそのフリガナはとても滑稽でそれがオドケ話ならば別に尤(とが)むべきものでもないが史実上の問題としてであって見れば実はこんな間違ったフリガナをして貰うては大いにコマル訳である...
牧野富太郎 「植物記」
...拒絶されれば間違った感情から来るのでそれは充分弁明しなければならん」大原「それがね他人の事だと弁明も出来るし勧告(かんこく)も出来るけれども自分の事を親に向って道理だの理屈だのと言出しにくいからね...
村井弦斎 「食道楽」
...――それで満足ですか、その富や名や権力が、あなたを本当に幸福にしていますか、これは間違った、こんな筈ではなかった、と思うようなことはありませんか...
山本周五郎 「山彦乙女」
...間違った答えをみんな直して...
夢野久作 「白椿」
...一度も間違ったことはないのだから...
横光利一 「旅愁」
...悪者ほど偉大に見える何ものか間違ったものさえ人は心の中に育て始めていると云って良い...
横光利一 「旅愁」
...後進の間違った考えまで...
吉川英治 「宮本武蔵」
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