...彼女とは隣り合わせで間居が良い...
...大粒の水滴が欠かさず間居を渡っていた...
...この事務所は働きやすい間居ではない...
...二つの駐車場の間居には幅がぎりぎりなので、車を駐めるのが難しい...
...この家には和室と洋室があるが、間居には押入れを設置している...
...當下如二間居獨處時一一般上...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...當(まさ)に間居(かんきよ)獨處(どくしよ)の時の如く一般なるべし...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...寄宿舎も同じ中寮の三番室に一年の間居りし事あり...
芥川龍之介 「恒藤恭氏」
...一種の病に罹つて厠に長い時間居ることを余儀なくさるゝ人々などは...
市島春城 「読書八境」
...私の母が長い間居候をしてゐた大和の知合の家に別れを告げて私を便つて上京して来たのであるが...
宇野浩二 「質屋の小僧」
...九右エ門といひし小間居(こまゐ)の農夫(ひやくしやう)也き...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...その間居士の仕事はおよそ三つに分つことが出来た...
高浜虚子 「子規居士と余」
...僕らはこうして五年間居たのであるが...
高村光太郎 「美術学校時代」
...穴の中にはほんの僅かの間居たつもりだったのが...
知里真志保 「あの世の入口」
...昼間居眠をしておる男の体が...
徳田秋声 「あらくれ」
...双方共に苦労を去ること人間居家の極意なる可し...
福沢諭吉 「女大学評論」
...あるとき夫が自室に二日間居ましたが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...そこへ机と椅子を持ちこんで昼間居りましたが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...繩床一臥愛間居...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...翻将翰墨付間居...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これは三沢為清が亀嵩(かめだけ)の城を築く前三年の間居住すといい...
柳田國男 「地名の研究」
...看病のために残っていた女中が一寸の間居なくなりますと...
夢野久作 「白髪小僧」
...米国の或(ある)家庭へ傭(やと)はれて其処(そこ)で仏蘭西(フランス)に三年間居るだけの学資を作つて巴里(パリイ)へ来た人なんです...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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