...相手との「間合い」をとるのが大事だ...
...剣道をする時、「間合い」が合わないと攻撃が当たらない...
...「間合い」を見計らって、ベストショットを狙う...
...アクター同士の「間合い」を調整することが演技の基本だ...
...「間合い」を詰められてしまって、逃げ場がなかった...
...この酷い大雨の中を樋(とい)から落ちる雨垂れの音の合間合間に...
橘外男 「蒲団」
...(コンナ咄嗟(とっさ)ノ間合ニモ僕ハ木村ヲ「利用」スルヲ忘レナカッタ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...速い苦しげな息遣いの合間合間に...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...そして沈黙の合間合間に頭を抬げようとする反撥の感情があるのに気附いていた...
豊島与志雄 「恩人」
...ひそひそ囁く声の間合に...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...マドロス君は仕事の合間合間には...
中里介山 「大菩薩峠」
...合間合間に風呂も焚(た)かせられ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...合間合間に同心に報告しております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...合間合間のパタ・パタと音のするのは...
羽田亨 「賢所御神樂の儀」
...藤原の話の合い間合い間には疑ったりしていた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...吐息の合間合間に丁子の香りがした...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...その合間合間に、そとへむかってひどく張り出している例の窓ガラス越しに、ずっと下のほうの、ガス燈に照らされた汚ない町外れの往来や、アアク燈や、それから屋敷などを見おろした...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「衣裳戸棚」
...百間氏は私に稽古を片附けるようにと言うので私は稽古の合間合間に話をした...
宮城道雄 「耳の日記」
...話しの合間合間に交えられる手振も徳田さん独特だし...
宮本百合子 「熱き茶色」
...間合は約二間、弥兵衛は青眼(せいがん)に構えた...
山本周五郎 「花も刀も」
...礼を交わして間合(まあい)をひらくと...
山本周五郎 「花も刀も」
...間合いと呼吸がスックリ違うておるけにのう...
夢野久作 「斬られたさに」
...これはどっちも「間合(まあい)」をとるためと見られた...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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