...相手との「間合い」をとるのが大事だ...
...剣道をする時、「間合い」が合わないと攻撃が当たらない...
...「間合い」を見計らって、ベストショットを狙う...
...アクター同士の「間合い」を調整することが演技の基本だ...
...「間合い」を詰められてしまって、逃げ場がなかった...
...言葉の合間合間にパイプをぱっぱっと吸いながら...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...そうしてその手助けの合間合間に...
太宰治 「正義と微笑」
...(コンナ咄嗟(とっさ)ノ間合ニモ僕ハ木村ヲ「利用」スルヲ忘レナカッタ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...難かしい面白くない本の合間合間には雑誌をよむ...
田山録弥 「小説新論」
...合間合間に素晴らしい娯楽があったにしてもだ...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「長い部屋」
...そして沈黙の合間合間に頭を抬げようとする反撥の感情があるのに気附いていた...
豊島与志雄 「恩人」
...小額紙幣の間合に時折出てくる安っぽい貨幣を...
豊島与志雄 「蔵の二階」
...ひそひそ囁く声の間合に...
豊島与志雄 「特殊部落の犯罪」
...例の蘆葦茅草(ろいぼうそう)の合間合間に...
中里介山 「大菩薩峠」
...――夫がペトログラアドの近衞騎兵聯隊の一等大尉だつた事、結婚して長女が生れると間もなく革命が起つた事、職を剥がれ、財産を沒收されて親子三人命からがらにペトログラアドを遁れた事、あらゆる困難を嘗めながら二年間シベリアを流浪して來た事、その間に長男が生れた事、ハルピンへ來てから一年半程になる事、食を得るための無理な勞働の故に夫が肋膜炎に罹つた事、夫の死が迫ると共に、子供達に十分の食事が與へられない事、二月程前から賣るべき何物もなくなつてしまつた事、そして、その合間合間に、女は力の限りの反抗心を燃え立たせながら、ソヴイエツト政府を憎み呪ひ、革命を恨み罵つてやまなかつた...
南部修太郎 「ハルピンの一夜」
...事火急にして出訴の間合いもなく...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...百間氏は私に稽古を片附けるようにと言うので私は稽古の合間合間に話をした...
宮城道雄 「耳の日記」
...食べかけたパイを皿ごととりかえっこして食べたか恐ろしい事実を書いてあるのであった)アンナ・リヴォーヴナの少しふるえを帯びた声の合間合間にニーナは...
「赤い貨車」
...十三絃の琴は他の楽器の音の合い間合い間に繊細な響きをもたらすのが特色であって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...間合を計って跳ぶつもりらしかった...
山本周五郎 「風流太平記」
...その合間合間には喘息(ぜんそく)が起る……といった調子でなかなか忙がしかったのであるが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...これはどっちも「間合(まあい)」をとるためと見られた...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...セルゲイの下卑た長広舌の合間合間に...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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