...相手との「間合い」をとるのが大事だ...
...剣道をする時、「間合い」が合わないと攻撃が当たらない...
...「間合い」を見計らって、ベストショットを狙う...
...アクター同士の「間合い」を調整することが演技の基本だ...
...「間合い」を詰められてしまって、逃げ場がなかった...
...讀(よ)んでゐるのではなく咀(か)み間合(まにあ)はぬので鵜呑(うのみ)にしてゐると云(い)ふやうな鹽梅(あんばい)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...この酷い大雨の中を樋(とい)から落ちる雨垂れの音の合間合間に...
橘外男 「蒲団」
...速い苦しげな息遣いの合間合間に...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...心学本間合間合に読んで見るべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...そしてその合間合間に極めて雄壮な軍人や有志の講演がまれていて私などは戦争というものが実に××××××仕事のように思えて来てならなかったのだが...
戸坂潤 「社会時評」
...その篤実な考察の合間合間に顔を出すのではないかと思う...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...そして沈黙の合間合間に頭を抬げようとする反撥の感情があるのに気附いていた...
豊島与志雄 「恩人」
...言葉の合間合間には左手の先でを撫で廻してる彼の様子を見ると...
豊島与志雄 「好意」
...それらのひどい意気消沈の合い間合い間には...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...太刀下三尺ずつの間合(まあい)をとって...
中里介山 「大菩薩峠」
...例の蘆葦茅草(ろいぼうそう)の合間合間に...
中里介山 「大菩薩峠」
...増産の研究の合間合間に...
中谷宇吉郎 「国際雪氷委員会のことなど」
...画業の合間合間、志津子夫人の遊戯は、相当大胆に展開しました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...波の合間合間の底知れぬ静寂さに吸ひ込まれさうな思ひで凝つと息を殺してゐた...
牧野信一 「まぼろし」
...無数の皺の合間合間には...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...礼を交わして間合(まあい)をひらくと...
山本周五郎 「花も刀も」
...間合(まあ)い二間ほどになると...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...間合いと呼吸がスックリ違うておるけにのう...
夢野久作 「斬られたさに」
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