...――五位は、提を前にして、間の悪さうに、額の汗を拭いた...
芥川龍之介 「芋粥」
...間の悪さは、馬蛤貝(まてがい)のちょうど隠家(かくれが)...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...生憎(あいにく)と一両ふところに持っているというこの間の悪さ...
太宰治 「新釈諸国噺」
...その間の悪さも漸く救われました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...間の悪さといったら」お楽はそう言って銚子(ちょうし)を取上げました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...つまらねえ気を起してお浜を困らせるんじゃないぞ」「ヘエ――」何という間の悪さ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――お前は誰を縛ったんだ」「ヘエ――」八五郎の間の悪さはありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...右と左と念入りに見たんだから間違いはない」平次は医者の真似などをした間の悪さに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いやもう飛んだ恥を掻いて」などと間の悪さを取繕って居ります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今では母から返つて擽られるやうな間の悪さを覚へた...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...と云ふて別段あとへ退かうといふほどの間の悪さも感じなかつたのである...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...私は甚だ間の悪さを感じた...
松本泰 「日蔭の街」
...そしてさも間の悪さうな顔をして言ひわけをした...
マクシム・ゴルキイ Maksim Gorkii 森林太郎訳 「センツアマニ」
...まったく間の悪さ口惜しさのために...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もっとも、お犬様をお駕籠にのせて歩いた人間どもには要らねえ文句だが」「その元禄の世も、宝永、正徳と変って、ことしは享保三年だが、人間の悪さは、ちッとも、変って来ねえ気がするんだ...
吉川英治 「大岡越前」
...間の悪さも取れたが...
吉川英治 「松のや露八」
...部下に対する間の悪さを...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...間の悪さを忍んで「この頃...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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