...その前方が拇指(おやゆび)とその次の指との間に入るように工夫されている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...話しの仲間に入るのであつた...
石川三四郎 「浪」
...三二階の薄汚い彼の居間に入ると...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...今宵はどうかお早くお寝みを願いまする」主人の挨拶を幸いに純之進は漸(ようや)く奥まりたる一間に入るを得...
江見水蔭 「丹那山の怪」
...茶の間に入ると、お銚子がいいお加減についていた...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魔性の女」
...船乗になって悪い仲間に入る前には...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...私は茶の間に入る...
外村繁 「日を愛しむ」
...隋書の經籍志と舊唐書の經籍志の間に入るものであります...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...三 南瓜街道は小山の間に入る...
長塚節 「佐渡が島」
...逼(せま)りたる水はやむなく山と山の間に入る...
夏目漱石 「虞美人草」
...殺される野郎さ」万七は六畳の間に入ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...すぐ最大多数の仲間に入るんです...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...そのあとは書見をするために居間に入るか時には庭へ散歩に出かけます...
久生十蘭 「ハムレット」
...「こんにちは――」といいながら、上って、茶の間に入ると、そこに稲子さんと窪川さんとがいた...
宮本百合子 「ある回想から」
...私がそんな仲間に入るののぞまないんですって」程度が低いって……...
「今朝の雪」
...これもやはり質においてこの間に入るべきものです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...俺達の仲間に入るのは...
三好十郎 「地熱」
...あの二手(ふたて)にわかれて叛乱と喧嘩とをこととする仲間に入るよりも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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