...有閑人の遊びごとであり...
犬田卯 「競馬」
...それでもなお尻ごみしている者に対しては閑馬の有志が...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そして長閑(のどか)な世間のどよめきが聞えて来る...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...何となしに閑寂な趣のある好い土地だと思ふ...
寺田寅彦 「寫生紀行」
...ある閑寂な貸席で...
徳田秋声 「挿話」
...ブルジョア有閑分子や又は没落ブルジョアの定石を踏んだまでで...
戸坂潤 「社会時評」
...馬場恒吾、清沢洌、長谷川如是閑、更に尾崎咢堂さえが、そうだ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...閑古鳥が鳴きつづけた...
中井正一 「地方文化運動報告」
...炉辺の閑談を済まして...
中里介山 「大菩薩峠」
...悠々閑々と蛇籠なぞを編んでいるのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...かえって長閑な春の感じを刻意に添えつつある...
夏目漱石 「草枕」
...往来に落ちたばら銭(せん)を探(さが)して歩くような長閑(のどか)な気分で...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...然し将来忙中に閑を偸(ぬす)んで硯(すずり)の塵(ちり)を吹く機会があれば再び稿を続ぐ積(つもり)である...
夏目漱石 「『吾輩は猫である』上篇自序」
...いそがしい父の小閑(ひま)を見ては膝(ひざ)をすりあわせるようにして座りこんでいた...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...加けに梅の花びらが長閑な日和のなかで...
牧野信一 「心象風景(続篇)」
...この多数が閑(ひま)で閑で何をしてよいのかに迷っているという方が...
柳田国男 「木綿以前の事」
...陳大夫は長閑(のどか)な病室で...
吉川英治 「三国志」
...安閑としているには耐えられない弾力で...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
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