...毎六年目に閏月が一つあてはさまることにしたので一年は平均するとやはり三六五日ということになったのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...閏土は彼の郷里に帰ることになった...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...閏土もまた泣き出し...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...また彼等の凡てが閏土のように辛苦麻痺して生活することを望まない...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...慶長に入るとその元年閏七月になって...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...閏七月三十日の夜に神風が吹いて十万の軍勢がたつた三人残つたばかりだと書いてある...
中勘助 「銀の匙」
...周の昭王の四十年閏(うるう)十二月某日(ぼうじつ)...
中島敦 「弟子」
...文明十七年の閏三月の下旬...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...閏(うるう)八月十三日(文久二年)朝八時ロシフ※ルトに着(ちゃく)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...四九 法理学明治三年閏十月の大学南校規則には「法科理論」となっている...
穂積陳重 「法窓夜話」
...八年閏(うるふ)二月八日に神辺を去つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...閏八月十六日、医術申合会頭是迄山田玄瑞仕来候所、此度私え相譲候段御達申上候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...閏六月より七月に至り...
森鴎外 「大塩平八郎」
...文化八年辛未(しんび)閏(じゅん)二月十四日」とあるのも...
森鴎外 「渋江抽斎」
...ただし今年は閏(うるう)だ...
吉川英治 「私本太平記」
...なお暑かろう」「ことしは閏(うるう)のうえ...
吉川英治 「私本太平記」
...閏土も直ぐにやって来る...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
...これは閏土が埋めて置いたものに相違ない...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
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