...山を開鑿する計画が中止された...
...道路を開鑿し、新しい地域とつなげる...
...鉱山を開鑿するために、地下にトンネルを掘り進めた...
...建設現場での開鑿作業には、重機が必要となる...
...渓谷の景観を壊さずに、開鑿する方法を模索している...
...ただ谷が莫迦(ばか)に深かいのと巌壁(がんぺき)を開鑿(かいさく)して造った桟道とは流石(さすが)に宏壮...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...流水の中にも開鑿(かいさく)道路をさぐり行き...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...堺と住吉の間に開鑿(かいさく)しまして...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...自然力の征服、大機械、工業および農業における化學の應用、汽船、鐵道、電信、全世界各地の開墾、河川航路の開鑿、呪文をもつて地下から呼び起したやうな全人口の増殖、――およそこれほどの生産力が社會的勞働の胎内に眠つてゐたとは、いかなる前時代にもかつてその徴候がなかつたではないか...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...最上川の御殿と稱する處を開鑿して瀦水を排し...
大町桂月 「遊羽雜感」
...水路の開鑿(かいさく)工事を行う予定だということであった...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...それは室津港(むろつこう)の開鑿(かいさく)工事場であった...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...其の時権兵衛が新港開鑿に要した夫役(ぶやく)は一百七十三万人役で...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...それら地下の開鑿者(かいさくしゃ)らは皆...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...初めて放水路開鑿(かいさく)の大工事が...
永井荷風 「放水路」
...都市にも田舎にも無数に開鑿されてあるが...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...パナマ地峡開鑿(かいさく)の提案はすべてこれまで商民の偏狭な嫉妬心に妨げられて来た...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...開鑿後毎年のように修繕を要しまして...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...Q城の市民は彼らの開鑿を妨害するため...
横光利一 「静かなる羅列」
...開鑿者(かいさくしゃ)の年代はありませんが...
吉川英治 「江戸三国志」
...淇水(きすい)の流れをひいて白溝(はっこう)へ通じる運河の開鑿(かいさく)を励ましていた...
吉川英治 「三国志」
...清盛が厳島への近航路として開鑿した遺業の地で...
吉川英治 「随筆 新平家」
...城郭(じょうかく)の井戸の開鑿(かいさく)には...
吉川英治 「宮本武蔵」
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