...神明に長躯と智慮と勇武とを合はせ惠まれ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...長躯今はたおほいなる幅を滿たして地に倒れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その痩身長躯を肘掛椅子の奥へと畳み込んでいる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...上総大竜の藩主であるこの堂々たる長躯の殿様は...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...この痩身長躯の篤学者は...
豊島与志雄 「塩花」
...彼の碁の相手になってる井野老人は、まだ髪の毛が濃く、痩身長躯、たいてい和服の着流しで、何よりも囲碁が好きだった...
豊島与志雄 「波多野邸」
...然し長躯を屈して受けなかつた...
長塚節 「教師」
...冷たい臥床(ふしど)の上に六尺一寸の長躯(ちょうく)を投げる時は考え出す...
夏目漱石 「幻影の盾」
...白皙長躯(はくせきちょうく)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...白皙(はくせき)長躯...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...痩身長躯に朱鞘(しゆざや)の一刀...
長谷川時雨 「三十五氏」
...彼の長躯(ちょうく)は...
横光利一 「日輪」
...逞(たく)ましく前に蹲(かが)んだ彼の長躯は...
横光利一 「日輪」
...長羅の長躯は反絵の上に躍り上った...
横光利一 「日輪」
...呂布」と、物陰で待ちかまえていた張飛が、その前へ躍り立って、「一命は貰ったッ」と、いうや否、大剣を抜き払って、呂布の長躯をも、真二つの勢いで斬りつけて来た...
吉川英治 「三国志」
...相府の門へいま入ってゆくのは関羽の長躯であった...
吉川英治 「三国志」
...長髯(ちょうぜん)長躯(ちょうく)の大将が...
吉川英治 「三国志」
...よく贅肉(ぜいにく)を除いて筋骨にムダのない長躯(ちょうく)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
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