...彼は長足を進めて私たちより先に到着した...
...彼女は長足で逃げ切った...
...長足の進歩を遂げるためには、学ぶことが重要だ...
...彼は長足で成長している...
...長足を踏み出して新しい世界へ挑戦する...
...寧ろ文明は神秘主義に長足の進歩を与えるものである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...僕の進歩の長足(ちやうそく)なるに多少の敬意なき能(あた)はざるべし...
芥川龍之介 「病中雑記」
...一八四八年以後における近世産業の長足の進歩...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...如何(いか)に長足(ちょうそく)の進歩(しんぽ)を為(な)したかと云(い)うことを考(かんが)え初(はじ)める...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...ことに今日のごとく各方面の科学は長足の進歩を遂げてその間口の広い事...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...読書と本がかかる長足の進歩をしている時...
中井正一 「集団文化と読書」
...浮世絵の山水画はために長足の進歩をなし得たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...分光學は長足の進歩を遂げ...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...當時米國の工業は長足の發達を遂げんとする時期に遭遇し...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...その用途は長足の進歩を遂げ...
長岡半太郎 「湯川博士の受賞を祝す」
...わが国のこの種の研究が長足の進歩をしないのは...
中谷宇吉郎 「雪」
...雪華の研究も長足の進歩をとげたのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...謹んでこの書をブラジル皇帝ドン・ペドロ二世陛下に捧ぐ陛下の保護によりて地理学および人種学の研究は長足の進歩を遂げたるが故に...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...奧州の文化は其お蔭で長足の進歩をなし得たであらうと思はれるが惜しい事には事此に及ばず...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...誰かその長足の進歩に驚駭(きょうがい)せざるものあらんや...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...現在長足の進歩を遂げているであろう日本の探偵界と比較して頂きたいという...
夢野久作 「暗黒公使」
...長足(ちょうそく)な進歩を遂げているには驚いた――などと座談に興じ入ろうとする...
吉川英治 「新書太閤記」
...この方面に長足の進歩があり...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索