...彼は長足を進めて私たちより先に到着した...
...彼女は長足で逃げ切った...
...長足の進歩を遂げるためには、学ぶことが重要だ...
...彼は長足で成長している...
...長足を踏み出して新しい世界へ挑戦する...
...寧ろ文明は神秘主義に長足の進歩を与えるものである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...ことに非常なる長足の進歩を遂げたが...
大隈重信 「日本の文明」
...かのその書を著した当時よりも各種の兵器は更に長足の進歩を為しているから...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...さういふ長足の進歩をすることが出来たとも言へる...
田山録弥 「明治文学の概観」
...近世の始め文芸復興期以来に長足の進歩をなした所以(ゆえん)もまた科学の対象が能知者から解放された事に起因すると云ってもよい...
寺田寅彦 「文学の中の科学的要素」
...古家ばかり買い込んで、小人数には広過ぎ、手長足長、血のめぐりの悪い此住居を取毀(とりこわ)し、しっくりとした洋式住宅を建てよう心算は夙(とく)に出来て居ますが、実現がまだ出来ません...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...浮世絵の山水画はために長足の進歩をなし得たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...その用途は長足の進歩を遂げ...
長岡半太郎 「湯川博士の受賞を祝す」
...わが国のこの種の研究が長足の進歩をしないのは...
中谷宇吉郎 「雪」
...雪華の研究も長足の進歩をとげたのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...謹んでこの書をブラジル皇帝ドン・ペドロ二世陛下に捧ぐ陛下の保護によりて地理学および人種学の研究は長足の進歩を遂げたるが故に...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...人間は非常に長い時代を経れば完成に向って長足の進歩をするとかいうことには...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それから科学の発達が長足に歩み出したものに外ならぬ...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...この社会の必要に応じて物理化学等の実験諸学科は長足の進歩を遂げたのである...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...本家は長足流(ちょうそくりゅう)の馬術を伝えていて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...作り方には長足の進歩がありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...武器、戦法、あらゆる文化も、中央はもとより四隣の国々まで、ここ数年間に、長足に発達し、銃器火薬の購入だけでも、信玄時代の支出程度では、到底それらの国々と伍しては行かれなくなっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...長足な復興と見える復興も...
吉川英治 「文化の日」
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