...彼は長足を進めて私たちより先に到着した...
...彼女は長足で逃げ切った...
...長足の進歩を遂げるためには、学ぶことが重要だ...
...彼は長足で成長している...
...長足を踏み出して新しい世界へ挑戦する...
...寧ろ文明は神秘主義に長足の進歩を与へるものである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...其日から王は魔術にも星占術にも長足の進歩をした...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...僕の進歩の長足(ちやうそく)なるに多少の敬意なき能(あた)はざるべし...
芥川龍之介 「病中雑記」
...その他種々の発見に依って長足の進歩を示した...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...如何(いか)に長足(ちやうそく)の進歩(しんぽ)を爲(な)したかと云(い)ふ事(こと)を考(かんが)へ初(はじ)める...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...其日本がどうしてこんな長足の進歩をしたか分らない...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...ことに今日のごとく各方面の科学は長足の進歩を遂げてその間口の広い事...
寺田寅彦 「科学上における権威の価値と弊害」
...浮世絵の山水画はために長足の進歩をなし得たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...當時米國の工業は長足の發達を遂げんとする時期に遭遇し...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...雪華の研究も長足の進歩をとげたのである...
中谷宇吉郎 「雪」
...謹んでこの書をブラジル皇帝ドン・ペドロ二世陛下に捧ぐ陛下の保護によりて地理学および人種学の研究は長足の進歩を遂げたるが故に...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...奧州の文化は其お蔭で長足の進歩をなし得たであらうと思はれるが惜しい事には事此に及ばず...
原勝郎 「日本史上の奧州」
...誰かその長足の進歩に驚駭(きょうがい)せざるものあらんや...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...特(こと)に女子教育の如きも近来長足(ちょうそく)の進歩をなし...
福田英子 「妾の半生涯」
...まづ兎に角此の戦争に於て武器は長足の進歩をなし...
槇村浩 「世界大戦の後」
...生きているモデルを描くことに長足の進歩を示した...
宮本百合子 「ケーテ・コルヴィッツの画業」
...現在長足の進歩を遂げているであろう日本の探偵界と比較して頂きたいという...
夢野久作 「暗黒公使」
...長足な復興と見える復興も...
吉川英治 「文化の日」
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