...当時対岸の英国には長詩が非常な勢ひを持つてゐたのですから...
芥川龍之介 「ポーの片影」
...バルビエ風の短長格の長詩でも作って...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...不意に両手で顔をおおって恥と恐れにやるせなくお前はわっと泣きだした悩みもだえ身をふるわし……云々 云々 云々N・A・ネクラーソフの長詩から1そのころわたしはやっと二十四だった...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...9はばかることなく悪びれず入っておいでお前は立派な女あるじだ!同じネクラーソフの長詩よりわたしは度胆を抜かれて...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...盧照鄰(ろしょうりん)の「長安古意」の長詩の中の一句でありますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...先生の「春草堂詩鈔」に次の如き長詩がある...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...実は全篇が優れた一つの長詩であるからであろう...
中谷宇吉郎 「千年の時差」
...かかる短篇を草するには大(おおい)に参考すべき長詩であるはいうまでもない...
夏目漱石 「薤露行」
...蕪村の俳句や長詩に見られる...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...特にその新体風の長詩「春風馬堤曲(しゅんぷうばていのきょく)」の如きは...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...歌や俳句や敍情詩(當時はそれを長詩と呼んだ)が...
萩原朔太郎 「追憶」
...而して「見知らぬ犬」と「長詩二篇」とは比較的最近の作に属す...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...長詩二篇雲雀の巣おれはよにも悲しい心を抱いて故郷(ふるさと)の河原を歩いた...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...長詩の五版連出の面白さ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...藤村の長詩「椰子の実」の材料になった...
柳田国男 「故郷七十年」
...そこで全六百十二字の長詩をつくり...
吉川英治 「新・水滸伝」
...かの白楽天(はくらくてん)の長詩「長恨歌」の中で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...哀切(あいせつ)な長詩...
吉川英治 「随筆 新平家」
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