...当時対岸の英国には長詩が非常な勢ひを持つてゐたのですから...
芥川龍之介 「ポーの片影」
...G・S・フレイザーの長詩「アン・リドラーへの手紙」からの抜粋...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「詩とマイクロホン」
...「古白逝(ゆ)く」という一篇の長詩は『日本人』紙上に発表された...
高浜虚子 「子規居士と余」
...バルビエ風の短長格の長詩でも作って...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...時には短歌や長詩も試み...
寺田寅彦 「柿の種」
...一つの長詩の中に七言が続く中に五言が交じり...
寺田寅彦 「短歌の詩形」
...9はばかることなく悪びれず入っておいでお前は立派な女あるじだ!同じネクラーソフの長詩よりわたしは度胆を抜かれて...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...盧照鄰(ろしょうりん)の「長安古意」の長詩の中の一句でありますが...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの長詩全体に亘(わた)っての意味を味わわなければならないと...
中里介山 「大菩薩峠」
...先生の「春草堂詩鈔」に次の如き長詩がある...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...前掲の省郡二首の長詩について見ても分るごとく...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...蕪村の試みた一種の新しい長詩であって...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...君あしたに去りぬ夕べの心千々(ちぢ)に何ぞはるかなる君を思ふて岡の辺(べ)に行(ゆき)つ遊ぶ岡の辺なんぞかく悲しきという句で始まる十数行の長詩を作ってる...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...而して「見知らぬ犬」と「長詩二篇」とは比較的最近の作に属す...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...長詩二篇雲雀の巣おれはよにも悲しい心を抱いて故郷(ふるさと)の河原を歩いた...
萩原朔太郎 「月に吠える」
...鴎外には陣中の長詩や何かがあり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...曹操の徳を頌(しょう)した長詩を賦(つく)って...
吉川英治 「三国志」
...そこで全六百十二字の長詩をつくり...
吉川英治 「新・水滸伝」
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