...御堂(みだう)へ下(くだ)る長町(ながまち)よ...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...二長町(にちょうまち)の市村座へ行くのには...
谷崎潤一郎 「秘密」
...退屈で腹の立つような長町場(ながちょうば)もない...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...長町の方から物々しげにやって来る...
中里介山 「大菩薩峠」
...大の田より長町――ここはもう仙台の城下外れです――大町というのを苦もなくたずね当てて...
中里介山 「大菩薩峠」
...東京随一といわれた下谷二長町の市村座で...
野村胡堂 「胡堂百話」
...「二長町の五兵衞店(だな)で生れました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下谷二長町の鑄掛屋(いかけや)の伜ですよ」「何?」「こいつは近頃の大捕物になりますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下谷二長町の鋳掛屋(いかけや)の倅(せがれ)ですよ」「何?」「こいつは近頃の大捕物になりますが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...下谷二長町の俵屋の手代が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...カーッと蒸暑そうなはつ夏の光が窓からさし込んできている長町に近い雑用宿の二階の寝床の上へ座って...
正岡容 「寄席」
...長町の新町まで行くのだ...
正岡子規 「初夢」
...ナニ長町の新町といってはもう通じないようになったのか...
正岡子規 「初夢」
...長町の六番丁までの椎(しい)の繁った下屋敷では...
室生犀星 「天狗」
...「長町三番丁(ちょう)はどうまいるのか...
室生犀星 「ゆめの話」
...家は初め下谷(したや)二長町(にちょうまち)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...下谷(したや)二長町(にちょうまち)に薬店を開いていて...
森鴎外 「渋江抽斎」
...寿女が二長町の従兄の家へ行くと言い出した...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
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