...入道民部卿長房卿は明恵上人に帰依の人であったから...
中里介山 「法然行伝」
...二には費長房等、魯の春秋によらば、仏、周の第二十の主、匡王班四年壬子にあたりて入滅したまふ...
三木清 「親鸞」
...(てまえは、春日山の上杉弾正少弼(しょうひつ)謙信の家来、安中越前守長房、これなるは伜の三郎進(さぶろうすすむ)と申すもので)と、その父子(おやこ)は名乗った...
吉川英治 「篝火の女」
...安中越前守長房でおざる...
吉川英治 「篝火の女」
...高山長房(ながふさ)が陣中の視察に来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...浜城をつつんだ高山右近長房(たかやまうこんながふさ)や...
吉川英治 「新書太閤記」
...阿波公方足利義栄を擁している三好長治の家の実権者篠原長房であった...
和辻哲郎 「鎖国」
...その縁でフロイスも二三度長房に会い款待を受けた...
和辻哲郎 「鎖国」
...長房はフロイスの請に委せ...
和辻哲郎 「鎖国」
...飯盛のキリシタン武士たちもこの点において長房に結びついた...
和辻哲郎 「鎖国」
...篠原長房と三好三人衆との前へ出て...
和辻哲郎 「鎖国」
...しかしもし篠原長房及び三好三人衆が神父の京都復帰を決定せられるならば...
和辻哲郎 「鎖国」
...こうして篠原長房の圧力が漸く内裏に加わり始めた途端に...
和辻哲郎 「鎖国」
...篠原長房らは足利義栄の将軍宣下に努力し...
和辻哲郎 「鎖国」
...京都の会堂は篠原長房の尽力によって信者たちの手に返り...
和辻哲郎 「鎖国」
...神父の京都帰還については、長房は遂に、最後通牒を発した...
和辻哲郎 「鎖国」
...三好党や篠原長房の擁立した将軍足利義栄は...
和辻哲郎 「鎖国」
...万一信長や惟政が敗れた場合には篠原長房に頼ろうと考えていたフロイスは...
和辻哲郎 「鎖国」
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