...家族の中で長兄はとても頼もしい存在だ...
...長兄は家庭の中でリーダーシップが求められる...
...長兄の結婚式には多くの親戚が集まった...
...長兄とは年齢が離れているが、仲が良い...
...長兄はいつも弟妹をまとめてくれる...
...長兄が来るまでは...
太宰治 「兄たち」
...長兄は數多くの弟や妹たちにも讀んで聞かせた...
太宰治 「思ひ出」
...昨年の暮に故郷の老母が死んだので、私は十年振りに帰郷して、その時、故郷の長兄に、死ぬまで駄目だと思え、と大声叱咤(しった)されて、一つ、ものを覚えた次第であるが、「兄さん、」と私はいやになれなれしく、「僕はいまは、まるで、てんで駄目だけれども、でも、もう五年、いや十年かな、十年くらい経(た)ったら何か一つ兄さんに、うむと首肯(しゅこう)させるくらいのものが書けるような気がするんだけど...
太宰治 「鉄面皮」
...どうも長兄は、真面目すぎて、それゆえ空想力も甚(はなは)だ貧弱のようである...
太宰治 「ろまん燈籠」
...長兄は、いつも弟妹たちへの教訓という事を忘れない...
太宰治 「ろまん燈籠」
...長兄の家に追いやってしまった...
田中英光 「野狐」
...男三人のうち長兄が昨年亡くなつてから...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...この姉と長兄次兄と...
徳田秋声 「町の踊り場」
...その長兄の意見を求めてくれた...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...七月三十日●昭和二十一年四月 大森区馬込末田方より 広島県佐伯郡平良村 原信嗣(長兄)宛先日はいろいろ御世話になりました...
原民喜 「書簡」
...彼が広島の長兄の家に寄寓するやうになると...
原民喜 「火の踵」
...廿日市の長兄のところまで辿りついたが...
原民喜 「星のわななき」
...長兄も嫂も今夜は八幡村の方へ泊るつもりで出掛けた...
原民喜 「星のわななき」
...廿日市の長兄たちも一まづ帰つて行つた...
原民喜 「星のわななき」
...是が碧山の長兄である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...岡田武松君との初旅茨城県布川に仮住いしていた長兄は...
柳田国男 「故郷七十年」
...長兄が継いでいるので越後にも帰らない...
吉川英治 「私本太平記」
...長兄(あに)十兵衛の技(わざ)に較(くら)べれば...
吉川英治 「柳生月影抄」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??