...家族の中で長兄はとても頼もしい存在だ...
...長兄は家庭の中でリーダーシップが求められる...
...長兄の結婚式には多くの親戚が集まった...
...長兄とは年齢が離れているが、仲が良い...
...長兄はいつも弟妹をまとめてくれる...
...長兄に服部躬治氏がある...
今井邦子 「水野仙子さんの思ひ出」
...京山老人醒セレ眠リヲ長兄忘レタルレ我歟カ...
京山人百樹 「北越雪譜」
...長兄は、二十五歳で町長さんになり、少し政治の実際を練習して、それから三十一歳で、県会議員になりました...
太宰治 「兄たち」
...と誇張した感情をさへところどころにまぜて長兄へ告げてやつたのである...
太宰治 「思ひ出」
...長兄がはいって来た...
太宰治 「故郷」
...東京で長兄とちょっと逢った時にも長兄は...
太宰治 「善蔵を思う」
...それから、先生より、かくべつのお便りもなく、万事、自然に話すすんで居ることとのみ考え、ちかき人々にも、ここだけの話と前置きして、よろこびわかち、家郷の長兄には、こんどこそ、お信じ下さい、と信じて下さるまい長兄のきびしさもどかしく思い、七日、借銭にてこの山奥の温泉に来り、なかば自炊(じすい)、粗末の暮しはじめて、文字どおり着た切り雀(すずめ)、難症の病い必ずなおしてからでなければ必ず下山せず、人類最高の苦しみくぐり抜けて、わがまことの創生記、(それも、はじめは、照れくさくて、そうせい記と平仮名で書いていたのが、今朝、建国会の意気にて、大きく、創生記...
太宰治 「創生記」
...長兄は自分に対する約束を正確に実行してくれました...
太宰治 「人間失格」
...長兄は、謂わば立派な人格者なのであって、胸には高潔の理想の火が燃えて、愛情も深く、そこに何の駈引(かけひき)も打算も無いのであるから、どうも物語を虚構する事に於いては不得手なのである...
太宰治 「ろまん燈籠」
...長兄としての責任感がゆるさないのである...
太宰治 「ろまん燈籠」
...次男と長女はぼくの長兄の家に...
田中英光 「さようなら」
...三十六私の長兄はまだ大学とならない前の開成校(かいせいこう)にいたのだが...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...長兄が代議士になったとかで...
林芙美子 「晩菊」
...長兄の清成が六尺ばかりの綱を...
久生十蘭 「無月物語」
...それに反して長兄の返事には...
武者金吉 「地震なまず」
...こちらでは休之助が長兄に訊いていた...
山本周五郎 「風流太平記」
...われわれの長兄たり主君たるお方に対して...
吉川英治 「三国志」
...女房持ちは長兄の彼一人らしい...
吉川英治 「新・水滸伝」
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