...削りかけの鑪(やすり)の目の立ったるあり...
泉鏡花 「悪獣篇」
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アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...やうやくにして鑪板を買つて貰つた(今夜もまた元寛君のホントウのシンセツに触れた)...
種田山頭火 「行乞記」
...内部の床の上には、銹ついた鍵だの、釘だの、鎖だの、蝶番いだの、鑪だの、秤皿だの、分銅だの、その他あらゆる種類の鉄の廃物が山の様に積まれてあった...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...職人の手のうちにある鑪(ろ)のごとく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...剰愛ス銅鑪一ノ烟...
永井荷風 「雨瀟瀟」
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牧野信一 「美智子と歯痛」
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柳田國男 「地名の研究」
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