...『世界の山』の上には釣鐘形の天(マルドゥクが造った)が置かれてある...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...(かの鐘形(かねがた)の玻璃器(ぐらすき)の下(した)に...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...月の光に輝いてる瓜畑(うりばたけ)の鐘形覆(しょうけいおお)い...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...瓜畑(うりばたけ)の幾つもの鐘形覆(しょうけいおお)いの間を...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...蓋(かさ)は浅い鐘形で径五分ないし一寸ばかり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その種名(スペシフィック・ネーム)のカムパヌラータは「鐘形ノ」という意味でそれはその桜の花弁が正開せず常に半開きでそれが恰(ちょう)ど鐘(つりがね)の形をしているからである...
牧野富太郎 「植物記」
...小枝端(しょうしたん)に五裂(れつ)せる鐘形花(しょうけいか)を一輪(りん)ずつ着(つ)け...
牧野富太郎 「植物知識」
...汝は吾がために釣鐘形の花の大なるを一つ小なるを二つ取り來れ...
正岡子規 「花枕」
...弔鐘形(つりがねがた)の花黄金色(こがねいろ)...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...薄金(うすがね)で作った吊鐘形(つりがねがた)の――それに把手(とって)が付いているので――戦場にでも雨の夜行にでも持ち歩けるがん燈(どう)とよぶ燈具だった...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索