...菜の花畑に鏡立て...
太宰治 「二十世紀旗手」
...隅の方に出してある鏡立ての前にしゃがんだ...
徳田秋声 「足迹」
...鏡立てなどが更紗(さらさ)の片(きれ)を被(か)けた芳村の小机の側に置かれて...
徳田秋声 「足迹」
...鏡立(かがみた)てがあればたくさんですよ...
徳田秋声 「爛」
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正岡子規 「俳人蕪村」
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正岡子規 「俳人蕪村」
...鏡立てをした児太郎が静かに心沈むという風に...
室生犀星 「お小姓児太郎」
...円座に着きながら、ふと見ると、無地の銀屏風(びょうぶ)が一隅(ぐう)にめぐらしてあり、そこに鏡立と、耳盥(みみだらい)や剃刀(かみそり)などがそなえてあった...
吉川英治 「私本太平記」
...秀吉のまえの鏡立を片よせて行った...
吉川英治 「新書太閤記」
...立て膝の鏡立てに...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...手筥(てばこ)だの、抽斗(ひきだし)だの、鏡立てだの、手あたり次第に掻き廻してみた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...蒔絵(まきえ)の鏡立ても...
吉川英治 「宮本武蔵」
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