...やはり鏘然(そうぜん)と床(ゆか)に落ちた...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...鏘然(そうぜん)とした響きと共に...
芥川龍之介 「偸盗」
...玄関の大扉が背後で鏘然たる音を立てて閉(し)まると...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...盾のもなかの浮彫を打てば鏘然鳴りひゞく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...猛然として躍り飛ぶ――其胸の上鏘然と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...鏘然として鳴りひゞく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...夜が明けて彼が初めて立ちあがる時「鏘然(そうぜん)として声あり」シャラランとその甲冑の上を氷が滑り落ちていく...
中井正一 「美学入門」
...鏘然と流れ落ちていることに変わりないのである...
中井正一 「美学入門」
...鎖ばかりは敷石の上に落ちて鏘然(そうぜん)と鳴る...
夏目漱石 「倫敦塔」
...鏘然(しょうぜん)と鳴ります...
野村胡堂 「黄金を浴びる女」
...私は次第に私のうらぶれた夢の中に鏘然と鳴り渡るものを感ずるらしかつた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...私達は鏘然たる喉をあつめて...
牧野信一 「武者窓日記」
......
三好達治 「短歌集 日まはり」
...鏘然(そうぜん)として八方(ぽう)へ散った...
吉川英治 「神州天馬侠」
...双方の鍔(つば)へ――鏘然(しょうぜん)として...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...鏘然(しょうぜん)とこの世に意義ある生命の光芒(こうぼう)を曳くか...
吉川英治 「宮本武蔵」
...鏘然(しょうぜん)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...鏘然(しょうぜん)と光って出ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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