...入り口に「鎮西八郎為朝宿(ちんぜいはちろうためともやど)」と題して...
井上円了 「おばけの正体」
...鎮西八郎(ちんぜいはちろう)...
大隈重信 「吾人の文明運動」
...稗史に見えたる鎮西八郎為朝は...
高木敏雄 「比較神話学」
...まさに鎮西八郎さまの再来の如く向ふところ敵なく...
太宰治 「右大臣実朝」
...頼光をはじめ、鎮西八郎、悪源太義平などの武勇に就いては知らぬ人も無いだろうが、あの、八幡太郎義家でも、その風流、人徳、兵法に於いて優れていたばかりでなく、やはり男一匹として腕に覚えがあったから、弓馬の神としてあがめられているのである...
太宰治 「花吹雪」
...(明治四十一年五月六日『東京朝日新聞』)七十七人を載せる紙鳶(たこ)昔鎮西八郎が大紙鳶にその子を縛して伊豆の島から空に放ったというのは馬琴の才筆によって面白く描かれているが...
寺田寅彦 「話の種」
...彼が嘉永三年における鎮西の旅行は...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...おいらの先祖の鎮西八郎為朝公(ちんぜいはちろうためともこう)じゃあねえが...
中里介山 「大菩薩峠」
...坂東へ遣わさるべき宣旨を鎮西へ下すことになった時は...
中里介山 「法然行伝」
...療治はゆるされ候なんと覚え候」鎮西から上って来た或る一人の修行者が法然の庵室へまいって...
中里介山 「法然行伝」
...「先師法然上人の念仏の義道をたがえずに申す人は鎮西の聖光房である」といわれた...
中里介山 「法然行伝」
...徳富蘇峰先生の「鎮西遊記」の中に...
別所梅之助 「石を積む」
...たちまち鎮西の大勢力が...
吉川英治 「私本太平記」
...博多の鎮西屋敷をひき払った大友近江守(具簡(ぐかん)入道)どの...
吉川英治 「私本太平記」
...その文は「歴代鎮西要略」にあるが...
吉川英治 「私本太平記」
...またおなじ「鎮西要略」には...
吉川英治 「私本太平記」
...鎮西(ちんぜい)に落ちて参りまする...
吉川英治 「日本名婦伝」
...叔父に鎮西八郎為朝があります...
吉川英治 「源頼朝」
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