...警察官は混乱していた現場を鎮定させた...
...鎮定剤を服用することで、落ち着いた気分になれる...
...スポーツ選手は試合中、鎮定した精神状態を保つことが必要だ...
...部屋の雰囲気を鎮定させるため、自然の音を流している...
...争いを鎮定するために、仲裁人を呼んだ...
...このたびは武力を有するものが一番躍出(おどりだ)してこれを鎮定するということになって...
大隈重信 「日支親善策如何」
...東学党は風声をのぞんでおのずから鎮定した...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...そして警察力のほかに兵力までも動かしてそしてようやくのことでそれを鎮定した...
大杉栄 「日本脱出記」
...それらは直ちに鎮定されたがいつも再び起こってきて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...反軍と鎮定軍とは同等の武器で戦ってるのではない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかるに鎮定軍の方には...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...鎮定軍には、防寨の人員と同数ほどの連隊があり、防寨の弾薬嚢と同数ほどの兵器廠がある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...安静鎮定せしむること偉大なる効果もよくわかる...
中里介山 「大菩薩峠」
...鎮定したのが二十四日の午後六時で...
久生十蘭 「だいこん」
...鎮定(ちんてい)せり...
ヒリモア R. J. Phillimore 柴田昌吉訳 「「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)」
...それが二十九日午後四時頃、漸く鎮定し、丸の内辺の交通も復旧した、そしてその途端――六時すぎから、丸の内の日劇・日比谷・地下等の映画館は興行を開始した、と、どし/″\客が入って行くのである...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...たった今も一部は暴動化して乗組員が銃口を並べてやっと鎮定した許りではないか...
牧逸馬 「運命のSOS」
...民心を鎮定すると共に...
與謝野禮嚴 「禮嚴法師歌集」
...(乱賊を鎮定して...
吉川英治 「三国志」
...そして地方の乱を鎮定し...
吉川英治 「三国志」
...奥州鎮定の大任を負い...
吉川英治 「私本太平記」
...天草の領主を助け内乱鎮定に努めるよう依頼したもの...
和辻哲郎 「鎖国」
...こういう助力によって遂にキリスト教排斥派を鎮定し得た天草の領主は...
和辻哲郎 「鎖国」
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