...祖父はかつて鎮台の将校だった...
...鎮台には歴史的な価値がある...
...鎮台には多くの観光客が訪れる...
...昨日、鎮台で行われたイベントに参加した...
...この地域には多くの鎮台が残っている...
...正造もまた騒擾の中にあって叱怒号し田中鎮台の名を轟かしたが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...すると会衆のなかから「ボロ鎮台!」と怒声を放つ者があった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...この羅卒(今の巡査)連中が皆鎮台兵と反(そ)りが合わなかった...
夢野久作 「近世快人伝」
...かくして武部小四郎の乱、宮崎車之助の乱等が相次いで起り、相次いで潰滅し去った訳であるが、後から伝えられているところに依ると、これ等の諸先輩の挙兵が皆、鎮台と、警察に先手を打たれて一敗地に塗(まみ)れた原因は、皆奈良原少年の失策に起因していた...
夢野久作 「近世快人伝」
...やがて清風鎮(ちん)の鎮台大路(たいろ)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鎮台(ちんだい)の城寨(じょうさい)を一歩入ってみると...
吉川英治 「新・水滸伝」
...二輛の檻車を中にくるんで鎮台大門から整々(せいせい)として出て行った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鎮台兵を挙げて非常の備えにかかるとともに...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「黄信が鎮台兵を召集している!」するとまた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...奉行慕蓉(ぼよう)から二千の鎮台兵(ちんだいへい)をあずかって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...後方の鎮台隊から伝令の兵があって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...鎮台の意志は問題なく...
吉川英治 「日本名婦伝」
...鎮台の司令部――熊本城のひとつに蒐(あつ)めていた...
吉川英治 「日本名婦伝」
...鎮台司令官の夫人...
吉川英治 「日本名婦伝」
...去年将軍が台湾から熊本へ赴任して来た時から鎮台の方で雇うことに改めてやった者である...
吉川英治 「日本名婦伝」
...鎮台の麓の要所要所に地雷を埋め...
吉川英治 「日本名婦伝」
...鎮台はなお籠城兵に死守されていた...
吉川英治 「日本名婦伝」
...われわれの浮沈(ふちん)は今ここだ」すでに郷国を立つ時、死別の杯をふくみ、西郷と共に、一死を誓って来た薩南の健児たちが、時には白刃を手に手に身を投げこみ、時には風を利して炎と共に迫り、時には山砲・野砲・臼砲(きゅうほう)を焼(や)き爛(ただ)らして、猛攻また猛攻をつづけて来たが、頑(がん)として、鎮台は陥ちない...
吉川英治 「日本名婦伝」
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