...屋敷の一部分を或は鎭守に...
石川三四郎 「浪」
...二十七日の第二囘總會には不取敢再昨の紙上に電報を以て報じたる如く民黨の重鎭大石正巳氏より噴火山的大質問あり舌端火を吐いて政府に肉薄するの活劇を演じ藏相陸相外相の三相亦熱心なる答辯を試みて正午一先づ休憩したる由に候が大石氏質問の要旨に曰く今囘の財政計畫は反て財政の基礎を不鞏固にする者なり...
石川啄木 「雲間寸觀」
...その鎭座縁起...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...これは出雲の石※(いわくま)の曾(そ)の宮にお鎭まりになつているアシハラシコヲの大神をお祭り申し上げる神主の祭壇であるか」と仰せられました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...丘の上の寢鎭つた家の窓には灯がともつて靜かに射して居た...
千家元麿 「自分は見た」
...時には警察官が鎭撫に出張する事もある位だ...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...どよめいた部屋の空氣がふと鎭まつた...
南部修太郎 「猫又先生」
...ほんの五六人がなりを鎭(しづ)めて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...やがて騷ぎが鎭まると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...煙管を風鎭(ふうちん)に押し伸ばすのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二人が寢鎭まるのを待つて部屋の中へ入り勘兵衞の枕の下から匕首を取つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...精一杯押し鎭めて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三芝居小屋は鎭守(ちんじゆ)の森の後ろ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...永萬元年鎭西八郎が運を天に任せて...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...小さい藁生鎭と云ふ部落に集結して...
林芙美子 「雨」
...旅中鎭魂の作であつた...
堀辰雄 「伊勢物語など」
...皆んな寢鎭まつて蟲の音(ね)のみしてゐる所を...
正宗白鳥 「避病院」
...燃えてゐた血は幾か鎭靜(ちんせい)になツたが...
三島霜川 「平民の娘」
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