...鎧(よろい)なり...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...早いところその正体がわかると思うんだがね」「鎧ですって...
海野十三 「宇宙戦隊」
...閂がかかっていれば誰も鎧戸を通れぬか...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 海野十三訳 「まだらのひも」
...此上は比叡(ひえい)の座主(ざす)の秋を待つ八月十四日 渋谷慈鎧(じがい)真如堂より毘沙門(びしゃもん)堂門跡(もんぜき)に栄転せられしを祝す...
高浜虚子 「五百五十句」
...仕出し弁当で鎧櫃(よろいびつ)の傍に頑張っていながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...二人の心が鎧櫃をグルグル廻っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...鎧通(よろひどほ)しで内職の妻楊枝(つまやうじ)を削(けづ)つてるぢやないか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今は充分に「因襲的尊厳」の鎧(よろい)を着て...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...腰には物々しき剣が月の光りを浴びて鎧の裾にカラカラと鳴つて居りました...
牧野信一 「青白き公園」
...紺糸縅(おどし)の鎧(よろい)...
三木竹二 「明治座評」
...汝の駿馬はために鎧われ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「鎧(よろい)を出せ...
吉川英治 「三国志」
...上(じやうらふ)の際(きは)もなく大口に着る美精好(びせいかう)(織絹の名)鎧(よろひ)...
吉川英治 「私本太平記」
...鎧師(よろいし)など...
吉川英治 「私本太平記」
...つかつかと鎧屋のそばへよってきた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...家祖新羅三郎義光(しんらさぶろうよしみつ)の鎧(よろい)なのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...――それが坂東武者の粗鉄(あらがね)のかぶとや鎧に射当って...
吉川英治 「源頼朝」
...「窓の鎧戸をおろすように言わなくちゃいけないわ」と彼女は言うと...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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